

スマートフォンが急速に広がっていく昨今、いろいろなメーカーがスマートフォンの機能をこれでもかと充実させてきていますが、その中でZenFoneシリーズは2014年以降、コストパフォーマンスが高いスマートフォンとして台頭してきました。ASUSといえば、自作PCを楽しむ人たちにとっては知らない人はいないと言われるPCパーツのトップメーカーで、技術力は素晴らしい一方、ユーザーへのサポートが弱いという点もあり、スマートフォンのZenFoneにもその傾向が垣間見えるところです。そんなZenFoneシリーズのスマートフォンの強さと弱さを見ていきましょう。
ZenFoneの強さ
ZenFoneシリーズといえば、やはり新しいメーカーということからも斬新なものが感じられます。その中でもASUS独自のインターフェースとして搭載されているZenUIは、片手操作がしやすいモードがあったり、持ちやすいようにスマートフォンの背中に丸みがおびていたり、音量調節機能がスマートフォンの背中にあることで楽に音量調節ができたりします。また、SIMが2枚入るので、仕事用とプライベート用の使い分けがしやすくもなっています。
そして、価格帯やラインナップが幅広くなっているので、ユーザーのニーズによって価格なのか性能なのかを選ぶことができます。高い価格では10万円近くしますが、2~3万円の機種がメインなので、かなりリーズナブルなものとなっています。
ZenFoneの弱さ
一方で、格安スマートフォンからの脱却を狙うばかりに価格も高くなってきているという現状があります。価格が上がっている状態なので、それならばiPhoneを選ぼうというユーザーも少なくありません。ただ、値段だけが上がっている訳ではなく、性能や機能も上がってきているのは事実なので、ZenFoneが極端な安いものだと思ってはいけないのかもしれません。
そして、タッチパネルが反応しなくなるという事例をはじめとした故障が多いという声も気になるとともに、サポート体制の弱さも指摘されているところです。また、使っていると気になる点として、スマートフォンの下にあるタッチキーにバックライトがない機種は暗いところでは見づらいという点や、バックキーと履歴キーが端過ぎて操作しにくいという意見もあります。ZenUIは便利という声がある一方でプリインストールアプリが90くらいあって不要なものが多いという意見もあります。
まとめ
ZenFoneシリーズの性能が向上しているからこそ、サポート体制をはじめとしたサービスが追い付いていないところが見られるようです。ZenFoneシリーズが格安SIMとセットで“入門用スマホ”として売り込まれているようですが、トラブルに自分自身で対応できる人向けの玄人対象のスマホという印象があるようですね。今後、玄人以外の人に対してどれだけサポートできるかで今後の成長も変わってきそうですね。

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