

ドコモから2018年2月9日に発売された「M」。名前だけでもかなり斬新なスマホといえますが、2画面スマホという、他のキャリアでも見かけないデザインが取り入れられています。ドコモが主導で作り上げた新作スマホということもあり、2018年春モデルの中でも、かなり注目度の高いスマホです。
そんな、他では見かけないスタイルのドコモ「M」ですが、実はスペックや機能面からもかなりオススメの機種です。今回は、2画面というマルチタスク機能を搭載、特にハード面で大きな工夫がみられるドコモ「M」の魅力について紹介します。
新たに発売された2画面スマホ「M」はZTE製
iPhone・Androidに関わらず、スマホの定番形と言えば、背面にはカメラを搭載しロゴや製造番号が刻印、表には本体の面積をギリギリまで活かした狭額縁の大型ディスプレイを搭載を連想しますね。
ドコモの2018年春モデルとして発売された「M」は、折りたたみ式の2画面スマホという他のキャリアでも見かけない、一風変わったデザインに仕上がっています。
手帳型ケースのような感覚で横開きすることができ、開くと2画面が大型フラット1画面となるため、2つのアプリを同時に利用したり、L字型にして縦または横に置くことも可能です。
このような2画面デザインは実は以前もドコモからリリースされたことがありました。
NECの「MEDIAS」というシリーズから、「W」(型番:N-05E)という今回の「M」とほとんど変わらないデザインのスマホが2013年4月18日にリリースされていました。
当時も、マルチタスクを可能にするためダブルブラウザ機能を搭載しましたが、あまり好評とは言えず、その後発売されるスマホでは2画面は見かけなくなりました。
確かに、ハード面では画期的で新しい可能性を秘めたスマホでしたが、反面、OSであるAndroid が今ほど高性能ではなかったため(当時はAndroid 4.1 )、いわゆるソフト面が追いついていなかったのです。
今ではAndroidもバージョンを重ねて進化し、ドコモから新たにZTE製の2画面スマホが満を持してリリースされ、大きな期待が寄せられています。
スマホとしてもタブレットとしても使える「M」はオススメ!
ドコモ「M」は、折りたたんだままであれば通常通りのスマホとして利用でき、広げて2画面モードにするとタブレットのように使うこともできる画期的なスマホです。あらゆる可能性を秘めたドコモ「M」のスペックや便利な使い方について確認していきましょう!
「M」の基本スペックを確認!
まずは、「M」の基本的なスペックから確認しましょう。
発売日 | 2018年2月9日 |
---|---|
製造メーカー | ZTE Corporation |
ディスプレイ | 約5.2インチ×2 TFT約1,670万色 フルHD(1,080×1,920) |
サイズ | 約151mm×約72mm×約12.1mm |
重さ | 約226g |
カラー | ブラック、ホワイト、ピンク |
OS | AndroidTM 7.1 |
CPU | Snapdragon 821(Qualcomm MSM8996SG) 2.2GHz+1.6GHz クアッドコア |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ(ROM) | 64GB |
外部メモリ | microSDXC(256GB) |
バッテリ | 2,930mAh |
連続待受時間 | 約410時間(LTE) |
連続通話時間 | 約980分( LTE) |
カメラ | メインカメラ:約2,030万画素 インカメラ: ― |
通信速度 | 下り( 受信時) : 最大150Mbps(LTE) 上り( 送信時) : 最大50Mbps(LTE) |
- メモリは4GB・内部ストレージ64GBを搭載しているので、動作はスムーズ
- ディスプレイサイズは折りたたんだ状態では約5.2インチ、開くと5.2インチディスプレイ×2画面
- カメラはアウトカメラやインカメラといった概念は無く、レンズを一つだけ搭載
- そのため、セルフィーを撮るときも高画質で撮影することが可能(約2,030万画素)
- 2,930mAhの大容量バッテリーのため長時間ゲームや動画を楽しんでも安心
- デュアルスピーカー×ドルビーアトモスを搭載、高品質の音を楽しめる
モードの切り替え次第で使い方が広がるディスプレイ
ドコモ「M」は、2画面を活かした様々な使い方ができます。
例えば、このような使い方があります。
- 画面を開き片方ではマップを開きながら、もう片方ではブラウザで調べ物(2画面モード )
- 2画面を1ディスプレイとして開いて使えば、約6.8インチの大画面になるので映画や動画を視聴に最適(大画面モード)
- 半開きの状態で横置きにするとテントのような状態になり、2つの画面に同じ内容を表示させるモードにできるので、対面の人と同じ動画を観たりすることも可能(ミラーモード)
- 他のスマホと同じように画面を閉じて1画面だけで使うことも可能(通常モード )
また、多くのスマホは自立しないため、専用のスタンドや手帳型のケース、スマホリングが必要となりますが、L字に半開きに縦置きすればスマホを安定して縦で自立させることが可能です。セルフィーを使用するときや、自分のゴルフスイングやダンスなど、周りに撮影相手がいなくても自分で確認できるのは大変便利ですね。
使い方次第でいろいろな可能性を秘めたスマホです!
あらゆる可能性を秘めた「M」はこんな人にオススメ!
最近のハイスペックスマホの主流である、背面のカメラがデュアルレンズ、狭額縁にすることにより大きなディスプレイサイズを実現、持ちやすい18:9の縦長スマホなど、細かいデザイン以外はどれも似たような感じです。
人とは違うスマホを使って差をつけたい、今までに使ったことのないような遊び心があるスマホを使いたい、スマホとタブレットの2台持ちをそろそろ1台にまとめたい、ゲームや動画などをよく使用していて同時起動したい、あらゆるシーンで良質な音楽を楽しみたいなど、普段からスマホをよく使う人にオススメしたい1台です。
さいごに
ドコモから新しく発売される2画面スマホ「M」は、ドコモオリジナル仕様のため、ドコモでしか購入することが出来ません。
ハイスペックスマホのため、本体価格は92,664円で24回の分割支払いにすると月々3,861円と高めの価格ですが、ドコモ独自の割引サービスである月々サポートを利用すれば、24ヶ月毎月2,079円分割引が適用されますよ。
ほかにも時期によって、ドコモ独自の割引サービスやキャンペーンがあるので公式ページをチェックしてみてください。
ハイスペックスマホよりも少し安い値段で購入でき、2台持つより安くなる二画面スマホ「M」が気になった人は是非ドコモショップやお近くの家電店の店頭で実際に手にとって見て下さいね!

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