

ケータイの契約更新時期が近づくたびに、改めて月々の料金を節約することを考える方も多いでしょう。
月々の支出の削減は、固定費の見直しから始まるともいえるかもしれません。
一人数千円以上の固定費がかかる電話料金、安くできるに越したことはありませんね。
その方法の一つとして、MNP(モバイルナンバーポータビリティ:番号を変えずにキャリアをのりかえること)があります。
携帯会社のシェアは、どちらかというと売り上げの金額よりも回線の数が重視される傾向にあります。
そのため、各社とも、競合のシェアの縮小と自社のシェアの拡大が同時にできるMNPでの新規回線獲得に力を入れているのです。
通常の新規契約や機種変更よりも、本体価格や料金体系、さらには乗り換え時の解約手数料までぐっとお手ごろにすることで、ユーザーの選択肢にMNPが加えられるように努力していますから、条件が合えば、MNPは家計の味方になってくれるかもしれません。
主要3社の中でも、ドコモはMNPの取り組みに若干出遅れ感が見られ、iphone導入にも当初は及び腰だったため、流出が続き、近年シェアが縮小していました。
その後、iphoneの販売開始による転出ユーザーの再加入などで回復の兆しを見せてきていますが、他社の積極的な施策に押され気味な状況は否めない感じがします。
今回は、そんなドコモのMNPの手順についてお伝えしていきます。
MNPで発生する支払い金額の計算をする
MNPの手順は、大まかにいって3つです。
1.今までのキャリアから、MNPの予約番号を取得する。
2.解約する。
3.希望のキャリアでMNPでの契約をする。
という形ですが、ケータイの手続きの陰に手数料あり、ということで、MNPも例外ではありません。
そのため、実際に解約となった場合、いくらかかるのかを事前に確認しておくのが賢明といえるでしょう。
ドコモの場合は、次のような料金が発生します。
〔必須〕
・解約日までの利用料金・通話料・延滞金
・ドコモのシステムを利用して決済したサービス利用料金
〔契約形態により発生〕
・1年単位・2年単位での定期契約をすることにより割引が適用になっている料金プランで契約更新月に該当しない場合、所定の解約金
・パケット定額料金は、月の途中で解約しても月額定額料
・割引適用前の機種代金分割支払金
必須の料金は、契約を継続しても発生しますが、他の料金は上手にタイミングを合わせれば、解約金が不要だったり、無駄なく使い切ってから解約することも可能なので、よく確認するのがオススメです。
その他、確認しておくといいポイント
案外見落としがちなのが、キャリアメールのアドレスが変更になることです。
@以降は必ず変わりますので、連絡が必要な相手がいたら変更前に知らせておきましょう。
また、各種ポイントが失効になったり、コンテンツや電子マネーの引継ぎができない場合もあります。
それから、解約時にはドコモポイントがすべて失効しますので、残高を確認して活用してから解約する方が賢いかもしれません。
これらの確認が終わり、料金がかからないか、かかるにしても納得できるようであれば、MNPの予約番号の取得手続きに入っていきましょう。
4つのルートからMNPの予約番号を取得する
ドコモの場合、次の4つの方法で予約番号を取得できます。
1.ドコモショップで対面で取得
2.ドコモインフォメーションセンター(151・0120-800-000)へ電話し、ガイダンスにしたがって4→2の順に番号を押して進み、ネットワーク暗証番号を入力するとオペレーターへつながり、手続きできます。
3.パソコン・スマホで「My docomoサービス一覧」→「各種お申込・お手続き一覧]」→「ご契約内容確認・変更」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」から取得
4.ガラケーでi-menuの「お客様サポート」→「お申込・お手続き」→「各種お申込・お手続き」から取得
24時間受付で手間がかからないのは3・4ですね。
取得できたら、2週間以内に乗り換え先のキャリアに予約番号を伝え、契約手続きに入ります。
この際に、ドコモの解約も同時にできます。
タイミングやポイントを押さえた手続きで、MNPを上手に活用できるといいですね。

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