

デュアルSIMとは何かご存知でしょうか。
デュアルSIM端末のスマートフォンを持つことで、使い方の幅が増えます。
では一体、デュアルSIMとはどんなものなのでしょうか。
デュアルSIMのスマートフォンにはどんなものがあるのでしょうか。
こちらでは、デュアルSIMとデュアルSIMに対応しているスマートフォンについてご紹介します。
デュアルSIMとは?
スマートフォンを使うにあたっては、SIMカードが1枚必要となります。
「デュアルSIM」とは、そのまま名前の通り、スマートフォンに2枚のSIMカードが挿せるということです。
デュアルSIMの状態には3つあり、それぞれは異なっています。
・デュアルSIMシングルスタンバイ(DSSS)
・デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
・デュアルSIMデュアルアクティブ (DSDA)
これらの違いをご紹介します。
デュアルSIMシングルスタンバイ(DSSS)
SIMカードを2枚挿しているけれど、使用しているのはどちらかのSIMカード1枚となります。
もう1つのSIMカードを使う場合には、手動での切り替えが必要です。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
挿してある2枚のSIMカードを手動で切り替えることなく、2枚のSIMカードを同時に(常に2回線)待ち受けができるというものです。
スマートフォン端末が3Gまたは4Gを同時に待ち受けできる必要があります。
SIMカードを手動で切り替える必要はないですが、片方のSIMカードを使って通話をしている間はもう片方のSIMカードでの通信はできません。
つまり、通話しながらデータ通信はできないということです。
通話している間にメールなどが届いても、通知は通話終了後にしかきません。
デュアルSIMデュアルアクティブ (DSDA)
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)と状態は似ていますが、違いとしては、デュアルSIMデュアルスタンバイの弱点を克服している点です。
片方のSIMカードでデータ通信をしている時に片方のSIMカードで電話の着信をした場合でも、データ通信は利用できます。
つまり、通話しながらデータ通信ができるということなので、 スピーカー切り替えをして通話をしながらブラウザなどで調べ物がきるので便利です。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)のメリット
デュアルSIMが可能なスマートフォンを使い、通話に関してはAというキャリアでかけ放題を、データ通信に関してはBという安いMVNOで契約をすることによって、携帯電話の月々の料金を節約することができます。
通話と通信のSIMを分けて使うことでお得につなげている人もいますよ。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)のデメリット
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)の部分でもふれましたが、通話をしながらの通信ができません。
通話が終了してから通信をしましょう。
2回線を同時に待ち受けてをしているため、普通の状態である1回線の待ち受けよりもバッテリーの消費量は大きいです。
デュアルSIMの法律に関わる注意事項
技適はある?
日本でスマートフォンを使う場合、技術適合マーク(技適マーク)がとても重要です。
技適マークは、総務省に届け出をだしてもらうことのできる「特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)」を指します。
技適マークがついていない端末を使うと電波法違反になってしまいますよ。
海外製のスマートフォンの場合、技適マークがついていないスマートフォンもあるので注意が必要です。
日本において、デュアルSIMでの同時通信は電波法違反と規定されています。
技適マークがついてるスマートフォン端末であれば国の認証を得ていますので、デュアルSIM対応のスマートフォンでも安心です。
キャリアと格安SIMを同時に使う場合でも、キャリアのSIMを使う条件が「技適マークがあること」となっています。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)
対応のスマートフォン
Moto G5 Plus
日本で初のデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)対応となったMoto G4 Plusの後継機種です。
デュアルnanoSIMとなっています。
OS | Android™ 7.1, Nougat |
---|---|
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 625 processor 2.0 GHz オクタコア |
RAM / ROM | 4GB / 32GB |
ディスプレイ | 5.5インチ |
サイズ | 153.5×76.2×8.04 (最薄部)mm |
重量 | 170g |
バッテリー 容量 |
3,000mAh |
リアカメラ | 1,300万画素 + 1,300万画素 デュアルカメラ搭載+深度エディタ |
フロント カメラ |
800万画素 |
センサー | 指紋認証センサー 、加速度計、 ジャイロスコープ、 近接センサー、環境照度センサー |
色 | ルナグレー、ブラッシュゴールド、ニンバスブルー |
Zenfone 3 Deluxe
Zenfone 3 Deluxeには、5.5インチモデルと5.7インチモデルの2種類があります。
自分の使い方に合う方を選びましょう。
microSIM、nanoSIM対応となっています。
ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL) | ZenFone 3 Deluxe(ZS570KL) | |
---|---|---|
OS | Android™ 6.0.1、Marshmallow | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 625 (オクタコア) |
Qualcomm® Snapdragon™ 821 (クアッドコア) |
RAM / ROM | 4GB / 64GB | 6GB / 256GB |
ディスプレイ | 5.5インチ | 5.7インチ |
サイズ | 約151.4×76.7×7.8mm | 約156.4×77.4×7.5mm |
重量 | 約160g | 約172g |
バッテリー 容量 |
3,000mAh | |
リアカメラ | 1,600万画素 | 2,300万画素 |
フロント カメラ |
800万画素 | |
色 | シルバー、ゴールド |
デュアルSIM対応スマートフォン使用の流れ
BIGLOBEモバイルでスマホセットを購入して通話をドコモ回線での使用するとして説明していきます。
1.BIGLOBEモバイルでスマホセットを契約しましょう
新規で申し込みをしましょう。
SIMカードはデータ通信SIMのみなので、タイプD(ドコモ回線)の選択になります。
タイプA(au回線)でも構いませんが、データ通信にSMSがついているので少し無駄です。
新規で申し込む場合は、スマートフォン端末に合うSIMカードが自動的に選択されています。
もし既に手元にデュアルSIM対応の端末を持っているのであれば、SIMカードのみの契約をしてくださいね。
SIMカードのサイズは、標準SIM、microSIM、nanoSIMと3種類あり、2つのSIMカードスロットサイズが一緒ではないこともあるので確認しておきましょう。
別のデュアルSIM端末を使いたい場合は、自分で用意してからSIMカードのみを契約しましょう。
2.ドコモでSIMカードを契約しましょう
データ通信用SIMカードをBIGLOBEモバイルで契約しました。
ドコモでは音声プランとデータプランのどちらもSIMカード単体での契約が可能ですので、通話用のSIMカードを契約しましょう。
SIMカード単体の新規契約はドコモショップで受付けしています。
ドコモで取扱っているSIMカードのサイズは、標準SIM、microSIM、nanoSIMと3種類です。
2つのSIMカードスロットサイズが一緒ではないことがあるので確認しておきましょう。
手続きの際には利用するSIMフリー端末が必要となるので必ず持っていってくださいね。
ドコモのカケホーダイを契約しましょう。
ドコモの回線契約がない場合は、契約事務手数料として3,000円が発生します。
ドコモと契約はあるけれどカードのサイズが違ったりする場合は、カード発行手数料として2,000円が必要です。
詳しくは公式ホームページで確認をしてくださいね。
⇒ドコモ(公式)他社製品の携帯電話機などをドコモのSIMカードでご利用する際の手続き
auでのSIMカード単体の新規契約は、auショップで受付けしています。
auで取扱っているSIMカードのサイズはmicroSIM、nanoSIMの2種類です。
ソフトバンクでのSIMカード単体の新規契約は、ソフトバンクショップで受付けしています。
ソフトバンクで取扱っているSIMカードのサイズは、標準SIM、microSIM、nanoSIMと3種類です。
⇒ソフトバンク(公式)他社が販売する携帯電話をソフトバンクで利用する
3.SIMカードを挿してみましょう
BIGLOBEモバイルで契約したデータ通信専用SIMカードとドコモで契約した通話用SIMカードをSIMスロットにセットします。
BIGLOBE SIMのAPNプロファイルを設定すれば完了です。
インターネットに接続ができているかを確認して、電話も通話ができることを確認しましょう。
これで、デュアルSIMとしての機能をバッチリと果たすことができます。
さいごに
SIMカードを使い分けることができるということが、デュアルSIMのいいところです。
ご紹介したBIGLOBEモバイルとドコモを合わせると価格的にはどうなるのか・・・。
BIGLOBE SIMの3GBで900円 + ドコモカケホーダイ(2年契約)2,700円 で、月額3,600円(税込3,888円)です。
4,000円弱で電話のかけ放題と3GBのインターネットを使うことができます。(端末代金は除く)
BIGLOBEモバイルの通信専用SIMの6GBにしても 1,450円なので、月額4,150円(税込4,266円) 。
ドコモで新規購入してカケホーダイ + データSパック(小容量)(2GB)なら、月額6,500円(税抜)はかかります。
データMパック(標準)(5GB)にすると、月額8,000円(税抜)。
端末代金を除いたら、毎月約3,000円ほど節約ができることになります。
上手にデュアルSIMを使って通信費をかしこく節約していきましょう。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
キャッシュバック最高額を保証してくれます |
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キャリア公式オンラインショップ |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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