

フリーランスとは、特定の企業に帰属せず自ら契約を取り交わす働き方のことを指し、個人事業主とも言われます。フリーランスでの働き方はアメリカなどでは既にメジャーな働き方と言われています。3人に1人がフリーランスとして働いているという結果が出ているということもよく聞く話ですね。
日本でも近年このフリーランスという働き方が認知され始め、現在では日本も10人に1人がフリーランサーとして働いているという実態が調査により明らかになっておりフリーランサーが定期的な仕事を得られる仕組みとしたようなWEBでのサービスも増えてきてますよね。急増しているからといって、闇雲にスタートなんとことはできないですよね。。これからフリーランスとして活動する準備は必要不可欠です。そんなフリーランスとしてスタートされる方に少しでもお役立ていただければと思いスタートアップの10か条をご紹介します。
(執筆者個人の見解ですので考え方に個人差がございます。)
1.屋号を決める
出典:http://www.softget.com/2009/05/post-90.html
基本的には何でもOKです。もちろん、「いやな感じがしない」、「悪趣味じゃない」など、基本的なルールを守ることは前提として、です。さらに、好まれる屋号は、「読める」、「発音できる」、「覚えやすい」、「特徴がある」・・・というあたりで決められるのが好ましいです。
なんでも良いと言いましたが、もしあなたがデザイン制作を個人でやろうとしていて、HPからの問い合せで仕事を受注するような営業スタイルを考えている場合、「山田太郎」よりも、「山田デザインワークス」のような屋号のほうが、一目でデザイン会社だと認識されますし、仕事を発注しやすいですし、信頼感がありますよね。
じぶんが誰に対してどう名乗るのがベストか?一度考えてみましょう。
2.開業申告について
出典:https://biz.moneyforward.com/blog/houjin-kaikei/kaigyou-todoke/
フリーランスは「独立しました」と周りに言えば認められるほど緩い立場だったりします。
でも収益を発生させるにあたり税金の支払いはつきものですので税務署に開業を申告する必要があります。この書類を「開業届」といいます。
ここで初めて自分の屋号を行政に申告することになります。
届出をする税務署は自分が住んでいる管轄の税務署か、もし事務所を開く場合は事務所の管轄でも可能です。
また、開業届けの提出に合わせて提出しておきたい書類として「青色申告承認申請手続き」です。確定申告には「青色申告(単式簿記/10万円控除)」「青色申告(複式簿記/65万)」とあります。何が違うかというと税金に対する控除額が違います。種類によって全く金額が変わってくるので覚えておきたいですね。
3.退職前にやっておきたい準備
出典:http://ten-navi.com/hacks/retire-15-7396
自営業は会社員と違って収入が不安定なものです。
事務所を借りる場合や銀行からの資本金の借り入れ、またはクレジットカードの契約などは審査があります。大抵は審査=保証のようなものです。ここで言う保証はお金ですよね。安定した支払いができるかどうかというところで企業側は判断しますのでフリーランスを初めてからでは契約を交わすことはリスクが大きいと言えます。
ですので、上記のような契約を検討されている方は覚えておいて損はないですよ。
4.人脈づくり
出典:http://www.pasonacareer.jp/hatalabo/entry/2015/10/30/151928
仕事は常に人と人とのコミュニケーションで成り立っていると思います。企業に所属している時も依頼側が勤めている企業自体にメリットがありお願いする場合もあれば、窓口になっている人材に魅力がありお願いしていることもあります。後者のように人材に魅力があり信頼が築けているのでしたら独立前に宣言してもいいかもしれませんね。独立当初は、知名度が低いので仕事も少ないかと思います。そんな時に継続できている仕事があれば少しは収入の安定も確保できますよね。
また、人が集うコミュニィテーには積極的に参加したいですね。
たくさんの人と会うことで情報交換や仕事につながるケースも結構ありますよ。
5.生活資金の確保
出典:http://gragg.jp/blog/mens-item-ranking/the-business-item-present-rank-which-is-recommended-to-the-new-member-of-society-who-begins-a-new-life/
「すぐ収入発生するんじゃないの?」、と思うかもしれませんが、それはまずありません。
販売、接客業(個人事業主)であればお客さんが訪れれば当日の収入は得られますよね。
デザイナー、ライター、カメラマンなどのフリーランスの収入は成功報酬でなりたっているので受託→納品→収入のステップになり企業の仕事を請け負った場合、それぞれ締め日が設けているのが一般です。
フリーランスとして独立するなら、最低でも3~4ヶ月、できれば6ヶ月程度の生活資金は確保が必須になるでしょう。
6.年金と保険を切り替える
出典:http://www.homes.co.jp/cont/living/living_00011/
フリーランスは自営業と同じです。
ですので年金は国民年金に、健康保険は国民健康保険へ切り替えなくてはいけません。
それぞれ退職から15日以内に手続きしないといけないため、早めに済ませておきましょう。
ただし、手続きが遅れても罰則はありません。
国民健康保険の保険料は、前年度の所得(会社員時代の手取り)によって決まるため、初年度は少し高くなると思います。
国民年金の保険料は収入に関わらず一定です。
支払いが難しい場合は窓口で相談したり、減免申請してみるのもいいと思います。
7.駆け出しの仕事の確保
出典:http://i-concier.net/?p=4071
常時数百~数千件もの案件が募集されているサービス。
それがクラウドソーシングです。
大手のクラウドワークスやランサーズを筆頭に、非常に多くのサービスが乱立しています。
コネもないスキルもない、まして独立して1日しか立ってない!、と言う状態でも仕事を探せるのが魅力の一つです。
自分の得意なジャンルの案件、挑戦したいジャンルの案件他、クラウドソーシングを使えば仕事探しは簡単にできます。クライアントとの仲介役としてクラウドサービスがあるのでもちろん手数料の発生するのが少し厄介ですが全く仕事がないよりかは間違いなくいいかと思います。
8.名刺、ホームページなどの宣伝物
出典:http://www.s-hoshino.com/f_photo/business/busi_043.html
何かしらの技術やネットワークがあるからそれを活かして個人で開業しようというのが皆さんのお考えだと思います。仮にデザイナーの場合、何が強みなのか、実績があるのかなどと、どのように知ってもらい提案から受注、収入にするかなど事業計画を立てながら宣伝していく必要んがありますよね。
名刺の場合は、無名からスタートするわけですから営業はしなくちゃいけませんよね。その際にどうしたら記憶に残るか、文章やイラスト、形状、紙質にまでこだわりをもって作ったほうがデザイナーらしい提案ができるかもしれませんね。
ホームページも同様で何を伝えるべきかということ(依頼する付加価値となるもの)を優先的に考えてつくることをおすすめします。
9.自分に自信をもつこと
出典:http://www.lifehacker.jp/2013/08/130822happy_ex.html
独立したばかりのフリーランスによくありがちなのが、自信がないため自分を安く売りすぎてしまうことだそうです。
仕事がほしい気持ちが強すぎて、どんなに条件が悪くても、「でもなぁ〜、どうしても仕事はほしいし…やるしかない!」となり、報酬の低い仕事をどんどん安請け合いしてしまい休みなしのぶっ通しで働き続け体を壊すというフリーランさんも多いかと思われます。
確かに安くすれば少しは食いつくでしょう。ただお客さんとの付き合いが持続するとは思いません。フリーランサーとも言えど一つのブランドになりうる原石です。しっかりセルフブランディングをして自分を売り込んでいきましょう。
10.毎日決まった時間に働こう
出典:http://kinisuru.com/new-employee-first-attendance-time-1836
フリーランスだからといって夜遅くまで起きてて、眠いからといって昼近くまで寝ている。それじゃダメですね。。会社と違って勤務時間が決まっていないフリーランスは、仕事とプライベートの区別がつきずらくなります。その結果、仕事の効率、仕事への集中力が激減してしまいます。忙しければ確かに夜遅くまで仕事をする場合もありますがし使い方は自由ですが、あくまでここは会社とは何ら変わりはありません。朝の勤務時間はどこの企業も差ほど変わりはありませんので、同じ時間に働くことにより色んな面の対応もスムーズですよね。毎日の勤務開始時間は自分で決めてメリハリのある時間の使い方が理想ではないでしょうか。

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