

衰えない魅力のガラケー最新事情
携帯電話というのはもともと、当たり前ですが、いつでもどこでも通話できるように、という目的で登場しました。
手のひらにすっぽりと収まる本体サイズや、慣れれば目で見なくても正確にボタンを押せる物理キー、そして当時画期的だったメールの送受信など、文字通り「携帯」できる便利なツールとして、折りたたみ式が主流の携帯電話は、またたく間に私たちの生活に欠かせない存在となってきました。
スマホが普及し、メーカーには2017年以降に製造を終了する予定がある中で、普段使いの電話とメールの手段としては、いまだにガラケー一択、というユーザーも一定数存在していることは確かなようです。
そういう方たちにとっては、各携帯キャリアが用意している料金プランが、スマホに比べて値ごろ感が強い、というのも見過ごせないポイントといえるでしょう。
そのあたりのニーズを考慮したためか、ここ数年で、ガラケーのなじみやすいデザインを生かした「ガラホ」という、中身がスマホに近い機種も出てきています。
とはいえ、料金面で考えると、やはりガラケーの方が気軽に使えるという感覚が強いようです。
今回は、携帯大手3社の料金プランのうち、それぞれの「基本料金が一番お手ごろなプラン」と「その特徴」を比較し、上手に使いこなすヒントを考えてみたいと思います。
ポイントは「通話の頻度」と「パケット使用量」
ガラケーとスマホの料金の差が出るのは、なんといっても通信料でしょう。
これがスマホへの切り替えに踏み切れない理由になっている方も多いようです。
また、モバイルでの通信はタブレットやパソコンだけにするなどして、使い分けている方もいますね。
通話については、スマホで定額プランがあるので、場合によってはガラケーのほうが料金がかさむこともあるかもしれません。
ここでは、3社とも、通話料は他社への無料通話が含まれていないプラン、そして通信料は、段階的に課金されていくプランを挙げて、基本料金で比較していきます。
auのプラン
auには、合計の月額が1,415円から使えるプランがあります。
内訳は
・プランEシンプル(基本使用料):743円
・EZWINコース(ネット接続料):300円
・ダブル定額スーパーライト(パケット通信基本料):372円
となっています。
通話料金は、どこにかけても30秒/20円が発生します。
また、パケット通信料は、使用量に応じて上限の4,200円まで変動します。
ドコモのプラン
ドコモには、基本料金が0円というパケット通信のプランがあります。
これを選ぶと、月額1,043円から使うことができます。
こちらの内訳は
・タイプシンプルバリュー(基本使用料):743円
・iモード(ネット接続料):300円
・パケホーダイシンプル(パケット通信基本料):0円
となっています。
こちらも、通話料金は30秒/20円、そしてパケット通信料も、上限の4,200円まで変動します。
ソフトバンクのプラン
ソフトバンクで一番お手ごろなプランの合計料金は、1,606円です。
こちらの内訳は
・ホワイトプラン(基本使用料):934円
・S!ベーシックパック(ウェブ使用料):300円
・パケットし放題S(基本通信料):372円
となっています。
ソフトバンクの場合は、午前1時から午後9時のソフトバンク同士の通話料は無料です。
それ以外の時間と、他社への通話料は、20円/30秒です。
パケット通信料は、他社と同様に上限4,200円までの間で変動します。
一番オトクなのはドコモ
このように、3社の月額基本料金を比べてみると、auが1,415円、ドコモが1,043円、ソフトバンクが1,606円で、同じ使い方ならドコモが一番お手ごろに利用できそうです。
また、周りにソフトバンクを使っている人が多ければ、通話の時間帯を上手に活用することで、こちらが一番安く使えるかもしれません。
通話、通信それぞれの使い方のバランスを考慮しながら、賢く選んでいけるといいですね。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
キャッシュバック最高額を保証してくれます |
|
キャリア公式オンラインショップ |
|
ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
|