

HUAWEI(ファーウェイ)は中国の通信機器のメーカーで、スマートフォン市場において世界第3位のシェアを誇ります。
特に早くから参入していた格安スマホ分野においてはHUAWEIモデルはすっかりお馴染みとなっています。
また、大手キャリアでもHUAWEIモデルを扱うようになってきているので、さらに認知度も上がってきていますね。
では、海外メーカーであるHUAWEIのスマートフォンには、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
今回はHUAWEIの現行モデルで比較・調査してみました。
HUAWEIの現行モデルにはどのようなものがある?
現在、格安スマホだけでなく、大手キャリアでも発売されているHUAWEIのスマートフォンは大変人気があります。
まずは2018年8月時点でHUAWEI社の公式サイトにて公開されている主な6機種(2018年夏モデルまで発表済)をまとめてみました。
型番 | Mate 10 Pro | Mate 10 lite | nova lite 2 | P20 Pro | P20 | P20 lite |
---|---|---|---|---|---|---|
発売日 | 2017/12/1 | 2017/12/8 | 2018/2/9 | 2018/6/15/ | 2018/6/15/ | 2018/6/15 |
ディス プレイ |
約6.0インチ | 約5.9インチ | 約5.65インチ | 約6.1 インチ | 約 5.8インチ | 約5.2インチ |
サイズ | 約74.5 ×154.2 ×7.9mm |
約75.2 ×156.2 ×7.5 mm |
約72.05 ×150.1 ×7.45 mm |
約73.9 × 155 × 7.7mm |
約70.8 ×149.1 ×7.65mm |
約71 ×149 ×7.4 mm |
重さ | 約178 g | 約 164g | 約143g | 約174g | 約165 g | 約145 g |
カラー | ・ミッドナイト ブルー ・チタニウム グレー |
・グラファイト ブラック ・オーロラ ブルー |
・ブラック ・ゴールド ・ブルー |
・ミッドナイト ブルー ・ブラック |
・ミッドナイトブルー ・ブラック ・ピンクゴールド |
・クラインブルー ・サクラピンク ・ミッドナイトブラック |
OS/UI | Android™ 8.0 EMUI 8.0 |
Android™ 8.0 EMUI 8.0※ |
Android™ 8.0 EMUI 8.0 |
Android™ 8.1 EMUI 8.1 |
Android™ 8.1 EMUI 8.1 |
Android™ 8.0 EMUI 8.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz A73 + 4× 1.8GHz A53) |
HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz A53 + 4× 1.7GHz A53) |
HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz) |
HUAWEI Kirin970 オクタコア CPU (4× 2.36GHz +4× 1.8GHz) |
HUAWEI Kirin 970 オクタコア (4 × 2.36 GHzA73 + 4× 1.8 GHz A53 |
HUAWEI Kirin659 オクタコア (4×2.36 GHz +4×1.7 GHz ) |
メモリ (RAM) |
6GB | 4GB | 3GB | 6 GB | 4GB | auモデル: 4 GB UQ、ワイモバイル、 SIMフリーモデル: 4 GB |
ストレージ (ROM) |
128GB | 64GB | 32GB | 128 GB | 128GB | auモデル:64 GB
UQ、ワイモバイル、 |
外部メモリ | 外部メモリ なし |
micro SD スロット (最大256GB) |
micro SD スロット ( 最大256GB) |
microSD スロット ( 最大256GB) |
microSD スロット (最大256GB) |
micro SD スロット ( 最大256GB) |
バッテリ | 4000mAh (一体型) |
3340mAh (一体型) |
3000mAh (一体型) |
3900 mAh | 3400 mAh (一体型) |
3,000mAh |
メイン カメラ |
1200万画素 + 2000万画素 |
1600万画素 + 200万画素 |
1300万画素 + 200万画素 |
4000 万画素 + 2000 万画素 + 800 万画素 |
1200万画素 +2000万画素 |
1600万画素 + 200万画素 |
イン カメラ |
800万画素 | 1300万画素 + 200万画素 |
800万画素 | 2400万画素 | 2400万画素 | 1600万画素 |
※2018/07/06以後バージョンアップ
HUAWEI Mate10 Pro、HUAWEI P20 Pro、HUAWEI P20はハイエンドクラス、
HUAWEI Mate 10 lite、HUAWEI nova lite 2、HUAWEI P20 liteはミドルレンジクラスとされています。
次に、HUAWEIのスマートフォンにはどのようなメリットとデメリットがあるのか調べてみました。
HUAWEIスマートフォンシリーズのメリット
高性能カメラを搭載
HUAWEIシリーズの最大の特徴は、高性能のカメラ機能を標準装備していることです。
今回紹介している6機種中5機種でダブルレンズカメラを搭載し、その中でハイエンドモデルにはライカと共同開発したレンズが採用されています。
ダブルレンズを搭載しているスマートフォンのメリットとして、撮影後でもピントの調整が可能なワイドアパーチャ機能が使用できるので、一眼レフにも負けない自然なボケ感がある美しい写真を撮ることができます。
最新モデルであるHUAWEI P20 Proにはライカ製のトリプルカメラが搭載されています。約4000万画素の高解像度センサーと、約2000万画素のモノクロセンサー、新たに加わったズーム専用の約800万画素のカメラで、ノイズを極限まで抑えたプロ品質の写真が可能になります。
インカメラの画素数も高く、肌色を美しく見せるビューティー補正機能や、手を振ることでシャッターのタイマーが作動するジェスチャーセルフィーなどの機能も多く搭載されています。
まさに自撮りをよくする方にはピッタリのスマートフォンです。
HUAWEIシリーズのカメラ機能はメインカメラだけでなく、インカメラにもこだわりがあるので、どのモデルをとっても高評価となっています。
高性能の指紋認証センサーと顔認識機能
HUAWEIのスマートフォンシリーズのもう1つ特徴である、背面および前面にある指紋認証センサー。
指紋認証の認識の速さには大変定評があり、ロックを解除する際もストレスを感じません。
HUAWEI P20 Pro、HUAWEI P20、HUAWEI P20 lite、またHUAWEI Mate 10 liteとHUAWEI nova lite 2は改良アップデートによって、顔認証機能が搭載されています。例えば、荷物を持っていて手が使えない場合は顔認識機能でロック解除など、便利度がアップしました。
HUAWEIオリジナル「Emotion UI」
HUAWEIシリーズのUI(ユーザーインターフェイス)はオリジナルのEmotion UIを採用しています。
最新はHUAWEI P20、HUAWEI P20 ProのEMUI 8.1です。
また、標準UIとシンプルUIがあり、初心者でも簡単・わかりやすく操作できます。
コストパフォーマンスばっちり!
HUAWEIシリーズは、どの機種においてもコストパフォーマンスに優れていると定評があります。
どうしても、海外製の格安スマホですと、低価格であれば比例してスペックが低いというイメージがあります。先のまとめ一覧を見ても、どのモデルにおいても価格とスペックを総合的に判断して大変優秀なことがわかりますね。
ユーザー満足度が高いHUAWEIシリーズ、これが世界シェア第3位の実力です。
HUAWEIスマートフォンシリーズのデメリット
au系の格安SIMが使えない場合がある
au系の格安SIMを使用する場合、au VoLTEやCDMA2000に対応している事が条件となります。
HUAWEIシリーズの周波数帯は、auの周波数帯には対応していない場合がほとんどです。
そのため、機種によってはau系の格安SIMは使えない場合があります
(中には使える場合もあるようですが、公式にはau系は未対応と記載されています)。
HUAWEI nova 2が2018年春モデルとして初めてauで発売され、現在ではHUAWEI P20 liteと2機種のみau対応となっています。
どうしてもau系の格安SIMでHUAWEIを使いたい場合は、公式リリースされているau対応の機種を購入しましょう。もしくはドコモ系やソフトバンク系の格安SIMであればHUAWEIシリーズに対応していますので、そちらを利用しましょう。
モデルによっては購入できるキャリアが限られている
例えば、HUAWEI nova 2はauとUQモバイル、HUAWEI P20 Proはドコモの専売機種となっていて、機種変更やのりかえをすることで、それぞれ入手が可能です。
HUAWEI P20 Proは最新モデルなので対応バンドがまだ明らかになっていませんが、HUAWEI nova 2はドコモ系やソフトバンク系の格安SIMの対応バンドにも適応しています。
しかし、各格安SIMを使用していて、HUAWEI nova 2を手に入れたいとしても、対応キャリアに加入しなくてはいけないので(最低利用期間あり)、SIMフリー版が発売されるまで待つしかないようです。
誤タップに注意が必要
HUAWEIシリーズの、最近トレンドである大画面に対応しているため、狭額縁設計(囲む枠の幅が狭いこと)になっています。
そのおかげで画面占有率が高くなり、ディスプレイサイズも大きく、片手でも持ちやすいサイズになっているのですが、誤タップの原因になっていることも事実です。
これは、ユーザーが少し意識すれば解消できるので、片手で操作する際は注意しましょう。
まとめ
今まで、HUAWEIシリーズはau系の格安SIMを使えませんでしたが、2018年の春モデルからauでも使える機種が発売され、最大のデメリットが解消されました。
HUAWEIの特徴である高性能カメラ機能に関しては以前から評価が高く、最新の6機種に至ってはダブルレンズまたはトリプルレンズを搭載しているので手軽にプロ仕様の写真を撮ることができます。
インカメラも高画素数のものや、ダブルレンズを搭載しているなど、自撮りにも力を入れていることがわかりますね。
価格帯も幅広く、機種自体もシンプルかつコンパクトなデザイン、スペック、使い勝手など総合して判断しても、HUAWEIシリーズはコストパフォーマンスに優れているといえます!
HUAWEIのスマホシリーズは取り扱いモデルの種類も多いので、ライトユーザーやヘビーユーザーまで、自分のライフスタイルにあった一台を選ぶことができます。
格安SIMだけでなく、大手キャリアからも販売されるようになったHUAWEIのスマートフォン、一度は試してみる価値ありですよ。
ぜひ、のりかえ、新規、機種変更など検討してみてくださいね。

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