

格安SIMとIP電話。
どちらも聞いたことはある言葉ではありませんか?
言葉は聞いたことがあっても、格安SIMもIP電話もどういったものなのかわからなかったり、興味がなかったりして気してないという人がほとんどです。
こちらでは、格安SIMとIP電話がどういものかをご紹介していきます。
そして、通信費の節約につなげていきましょう。
IP電話ってなんだろう・・・
IP電話はインターネットプロトコルの略で、インターネット回線を使った電話のサービスのことをいいます。
050から始まっている電話番号からの着信を受けたことはありませんか?
050から始まる電話番号は、IP電話から発信された電話です。
そして、電話番号がなくても会話ができるSkypeやLINE、Facebookメッセンジャー、googleのハングアウトダイヤルもIP電話にあたります。
IP電話と音声通話
IP電話は050から始まることはわかりましたが、IP電話と音声通話の違いはどこにあるのでしょう。
音声通話とは音声をやりとりするためのサービスで、携帯電話会社などが提供しているものです。
070、080、090から始まる電話番号を使って通話をすることを言います。
音声通話は音声の品質が保証されていることが大きなポイントですが、回線上の周波数帯一部を独占して電話をつなぐ仕組みになっているために災害が起きた時などの緊急時に電話がつながりにくくなる事態が発生します。
一方で050から始まるIP電話はどうでしょうか。
IP電話はインターネット回線を使用していて、いろいろな回線が混じっている状態で通話をすることになります。
音声通話は災害時につながりにくくなりがちですが、LINEなどのIP電話やSNSはインターネットの回線さえしっかりしていればつながることができ、大いに役に立ってくれるのです。
IP電話のデメリットとは
IP電話はインターネット回線を使用しているので音声通話に比べて音声の品質は落ち、応答にタイムラグ(時差)が生じることがあります。
特に車や電車での移動中は電波が不安定になったりするので、音声のタイムラグはもちろん、通話が途中で切れることもでてきますので注意が必要です。
110番や119番などの緊急電話番号(3桁特番)には電話をかけることができません。
他にも0120から始まるフリーダイヤルや0570などのナビダイヤルへの発信もできないです。
携帯電話の通信回線が停電の影響を受けてしまうと使えなくなります。
IP電話のメリットとは
何気なく使っていますが、日本国内での普及率が90%を超えてきているLINEは無料でメッセージを送れてLINEの無料通話であれば、ユーザー同士の通話は無料であることから気軽に利用ができます。
他のSkypeなどのアプリもユーザー同士なら無料で会話ができるので大変便利です。
050から始まるIP電話でも同じサービス同士の通話は無料であったり、音声通話より安く料金設定がされているので、電話を沢山する人にとっても安心して使うことができます。
音声通話は国内通話で20円/30秒かかりますが、IP電話だとだいたい携帯電話への通話で16円/1分なので音声通話の方が2.5倍高いです。
基本料金も低価格で、0円のものもあればほとんどが500円以内となっています。
どんなIP電話(アプリ)がある?
携帯電話を使って、ご自分が一体どのくらい電話をかけているかご存知ですか?
IP電話の中にもかけ放題がある場合もあります。
音声通話のかけ放題のプランに入っていない人や、通話は全然しないのにかけ放題のプランに入っている人は見直してみる価値はありますよ。
格安SIMが提供しているIP電話やIP電話アプリなどを比較してみてくださいね。
基本料金 | 携帯電話への通話 | 固定電話への通話 | ||
050 plus | 300円 | 17.28円 / 1分 | 8.64円 / 3分 | アプリ同士は 通話無料 |
SMARTalk | 0円 | 8円 / 30秒 | 8円 / 30秒 | |
LaLa Call | 100円 | 18円 / 1分 | 8円 / 3分 | |
050Free | 0円 | 5.5円 / 30秒 | 8.64円 / 3分 | |
G-Call050 | 280円 | 16円 / 1分 | 8円 / 3分 | |
050call | 0円 | 15円 / 1分 | 8円 / 3分 |
格安SIMとIP電話をあわせてスマートフォンの料金をお得に!
音声通話を使うより、IP電話を使った方が通話料が安くなることがわかりました。
そこで格安SIMとは何か、格安SIMとIP電話をあわせるとどうスマートフォンが安くなるのかをみていきましょう。
格安SIMとは
格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる会社が大手の携帯電話会社から回線を借りて運営している携帯電話のサービスです。
各MVNOが専用の設備を持たずに借りることで、低価格での通話やインターネットのサービスが可能となっています。
MVNOが提供するSIMカードの種類には、インターネットだけのデータ通信専用SIMカードと、インターネットと通話ができるデータ通信+音声通話SIMカードがあります。
格安SIMとしてCMで放送されているのが、楽天モバイルやワイモバイル、UQモバイルがありますね。
格安SIMは、スマートフォンとSIMカードのセット購入とSIMカードのみの購入と選ぶことができます。
お手持ちのスマートフォンが格安SIMの動作確認がとれているのであれば、機種はそのまま使うことができるなど、ご自分の利用用途に合わせての購入がおススメです。
大手キャリアの携帯電話から格安SIMにのりかえることで月々の支払がお得になるケースの方が多いので、ぜひ比べてみてください。
おススメMVNO(格安SIM+IP電話)
格安SIMとIP電話をあわせるとお得にスマートフォンを使えることができますね。
でもいろいろとある格安SIMの中でどのMVNOを選んでIP電話を使っていいのかよく分からないと感じるものです。
そこで、格安SIMでIP電話が標準で使える「TONE」をご紹介します。
TSUTAYAのスマホTONE
TSUTAYAのスマホTONEは、とてもシンプルな料金体系でプランはたった1つで月額1,000円です。
・500kbps~600kbps程度のインターネット通信が使いたい放題
・050番号のIP電話が標準で使用できる
・「〇〇〇@tone.ne.jp」のメールアドレスが取得できる
3つの大きな特徴を持っています。
TONEのIP電話の料金
基本料金 | 携帯電話への通話 | 固定電話への通話 |
0円 | 21円 / 1分 | 13円 / 3分 |
基本使用料は無料で、TONEのIP電話同士、また一部提携先の050番号との間では無料で通話ができます。
⇒IP電話
オプションとして月額500円で、10分以内の国内通話が何度でもかけ放題になる「IP電話かけ放題」もあります。
TONE IP電話のデメリットとは
TONEのIP電話でも、一般的なIP電話のデメリットと同様に
・フリーダイヤル、ナビダイヤル、3桁特番などの緊急電話番号が使えないこと
・回線の状況によって、音声のタイムラグが生じること
が挙げられます。
TONEのIP電話では、緊急電話番号が使えないことに対する解決策としてGPS機能を利用した固定電話への発信ができます。
警察署や消防署など、最寄りの施設の電話番号へ直接電話をかけることで緊急電話番号への対応ができるのです。
TONE IP電話のメリットとは
TONEのIP電話の基本使用料はかかりませんので、通話した分しか追加料金が発生しません。
LINEでは電話番号が取得できないですが、TONEのIP電話は050から始まる電話番号が取得できるため、いろいろなシーンでの活躍が期待できます。
LINEの無料通話やメッセージを家族や友人などの親しい人とのやりとりに使って
IP電話を学校への連絡や仕事上のやりとりに使うなどして使い分けることで、通話料を安くすることができます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
IP電話にはIP電話のよさがあり、音声通話と契約していてもIP電話と上手く組み合わせて使うことでスマートフォンの月々の支払料金がお得になりますし、音声通話機能がなくてもIP電話で十分に音声通話の機能を補うことができます。
TONEは追加料金なしですぐにIP電話が使えることも魅力です。
他にもたくさんIP電話はあります。
自分の使い方にあったIP電話を見つけて、上手に使っていきましょう。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
キャッシュバック最高額を保証してくれます |
|
キャリア公式オンラインショップ |
|
ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
|