

「データの復元」と聞くとなんとなく難しそうに感じますよね。
「iPhone7に変えたのはいいけどバックアップデータをどう復元していいのかわからない」という方も少なくないのではないでしょうか。ですので、ここではできる限り簡単にバックアップしたデータをiPhone7に復元する方法をわかりやすくご紹介させていただきたいと思います。
♦︎以前使っていた機種によって復元方法が違う
バックアップしたデータをiPhone7に復元する場合、それまで使っていた機種によって方法が変わってきます。
ここでは「旧iPhone→iPhone7」「Android端末→iPhone7」
「フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)→iPhone7」
の場合の方法を説明させていただきます。
♦︎旧iPhone→iPhone7へ復元
今までiPhoneを使っていた方が新しくiPhone7にデータを復元する場合、その方法は「iTunes」を利用する方法と「iCloud」を利用する方法の2通りの方法があります。
●iTunesを利用する
まずiTunesを利用する方法です。iPhoneを使用していく上でiTunesは必須とも言えるものだと思いますので、もしまだダウンロードしていないという方はダウンロードしておきましょう。
まずはデータをiTunesにバックアップします。iTunesがお使いのPCにダウンロードされているのを確認したら、USBケーブルでiPhoneと接続し、iTunesを起動します。
のマークが左上に見えると思うのでそちらを選択します。
「概要」→「いますぐバックアップ」を選択するとバックアップが開始されます。
※この際、iTunesの設定のよってはiPhoneとPCを接続した時に自動的に同期されてしまう場合があります。データの重複や消去につながる可能性があるので、→「概要」→「このiPhoneを接続している時に自動的に同期」のチェックを外し、また「環境設定」→「デバイス」→「iPod、iPhone及びiPadを自動的に同期しない」にチェックをしておくことをお勧めします。
バックアップが完了したら、「環境設定」→「デバイス」→「デバイスのバックアップ」でしっかりデータがあることを確認しましょう。
次に、iPhone7とPCをUSBケーブルで接続します。
バックアップ時の時と同様にiTunes左上のをクリックします。
「概要」→「バックアップ」→「バックアップを復元」を選択します。データを確認したら「復元」を選択すればデータの復元が始まります。
ウィンドウ上部にAppleのマークが表示されれば無事に復元完了です。
●iCloudを利用する
iCloudを利用する場合、Wi-Fi環境が必須になりますので必ずWi-Fi環境のある場所で行いましょう。
まずはiTunesの時と同様に、以前のiPhoneのデータのバックアップをとる必要があります。
この際、iCloudに空き容量が足りないとバックアップできない場合がありますので必要な容量を確保しておく必要があります。
iPhoneから、「設定」→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」を選択すると空き容量が確認できます。
もし容量が足りない場合は新たに購入する、もしくは不必要なデータを減らす必要があります。
新たに購入する場合、「設定」→「iCloud」→「容量」→「さらに容量を購入」を選択し、プランを選び購入します。
データを減らす場合、「設定」→「iCloud」→「容量」→「ストレージとバックアップ」→「ストレージを管理」を選択し、iPhoneを選択します。その後「バックアップオプション」でバックアップする必要がないデータをオフにし、「オフにして削除」を選択して完了です。
空き容量が確保できたらデータをバックアップしましょう。
「設定」→「iCloud」→「バックアップ」を選択します。
「iCloudバックアップ」をオンにし、「iCloudバックアップを開始」を選択します。「いますぐバクアップを作成」を選択すれば完了です。
バックアップが完了したら次はそのデータをiPhone7に復元します。この際も必ずWi-Fi環境のある場所で行いましょう。
iPhone7を起動し、「こんにちは」の画面から指示に沿って進みます。
「Appとデータ」が表示されるところまできたら「iCloudバックアップから復元」を選択します。
Apple IDとパスワードを入力し、利用規約に同意すると「バックアップを選択」の画面が表示されるので復元したいデータを選択します。
「こんにちは」の画面に戻ったら完了です。そのまま指示し沿って進んで設定を完了させましょう。
♦︎Android端末からiPhone7へ復元
アンドロイド端末からiPhone7へのデータの復元には「Move to iOS」を利用するのをお勧めしています。
※Android4.0以上にアップデートしておく必要があります。
「Move to iOS」を利用する場合、iPhone7を最初に起動した際の「利用開始設定」の段階で設定する必要があります。ですので、もしすでに「利用開始設定」を済ませてしまっている方は一度「初期化」する必要があります。
※「初期化」するとデータも消去されますので、必ずバックアップをしてから行ってください。
●初期化方法
「設定」→「一般」→「リセット」→「全てのコンテンツと設定を消去」→「パスコード」→「iPhoneを消去」を選択します。
「iPhoneを探す」をオンにしているとここでApple IDの入力画面が表示されますので入力します。
初期化され、再起動されたら「Move to iOS」の設定に移ります。
iPhone7の再起動が始まり、「こんにちは」の画面が出たら指示に沿って「Appとデータ」の画面まで進みます。
「Appとデータ」の画面が表示されたら「Androidからデータを移行」を選択します。
「アンドロイドから移行」の画面で6桁のパスコードが表示されますので、
Android端末から「Move to iOS」を起動します。
利用規約に同意し「次へ」を押すと6桁のパスコードの入力画面になるのでここで先ほどのiPhone7に表示された6桁のパスコードを入力します。
「データ転送画面」にて復元するデータを選択すると移行が開始されます。
iPhone7で残りの設定を終わらせれば完了です。
♦︎フィーチャーフォン(ガラケー)→iPhone7に復元
ガラケーからiPhone7への復元方法をキャリア別にご紹介します。
●DOCOMO
ガラケーのデータをDOCOMOのiPhone7で復元させる場合、まずは復元させたいデータをmicroSDにバックアップを作成します。
次に「電話帳変換ツール」をPCにインストールし、起動して利用規約に同意します。
「参照」を選択しバックアップしたデータを選び「変換する」を選択します。
携帯のデスクトップに「iPhone_日付_番号_.vcf」とデータが作成されるのでこのデータをメールに添付し、iPhone7に送信します。
iPhone7でデータを開き「〇〇件全ての連絡先を追加」を選択し、「新規連絡先作成」を選択すれば復元完了です。
♦︎au
ガラケーからauのiPhone7にデータを復元させる場合もまずmicroSDにバックアップデータを作成します。
その後「アドレス帳変換ツール」をダウンロード、起動し利用規約に同意します。
「参照」からmicroSDに保存したデータを選択し「変換開始」を選択します。
完了するとデスクトップにデータが作成されるのでそのデータをメールに添付しiPhone7に送信します。
iPhone7でそのデータを開き「全ての連絡先を追加」を選択し、「新規連絡先を作成」を選択すれば完了です。
♦︎SoftBank
ガラケーからSoftBankのiPhone7への復元は、SoftBankショップの専用機器が必要になります。
※microSDまたは赤外線対応の端末、またiPhoneの契約後60日以内に利用する必要があります。復元できるデータは電話帳のみになります。
まず、iPhone7で「あんしんバックアップ」をインストールします。
そしてお使いの携帯電話をショップに持って行き、専用機器にデータを保存します。詳しくはショップのスタッフの方に行ってもらうといいでしょう。
iPhone7にて「あんしんバックアップ」を起動し、「電話帳の保存」「電話帳の読み込み」の画面で右上にあるを選択します。
「携帯電話から電話帳読み込み」を選択すればiPhone7にデータが復元されます。
♦︎まとめ
iPhone7へのデータの復元についてまとめさせていただきました。ガラケーからの復元については機種によってバックアップの方法などに若干違いがありますので取扱説明書等確認してください。iPhoneどうしであれば比較的簡単ではありますが、PCやWi-Fiなどが必須になってきますので、これから乗り換えをお考えの方やすでにiPhone7を購入された方も事前にバックアップを作成しておくといいでしょう。
ありがとうございました。

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