

2016年3月31日に販売が開始されたiPhone SEですが、販売台数は6sの89%減と落ち込みの激しいスタートとなりました。
iPhone SEの販売台数は6sの89%減、量販店は静かな出足
iPhoneの最新機種はiPhone SEとなりましたが、ハイエンドモデルはiPhone 6sであり、まだまだ現役の立場は揺るぎません。前回の記事でiPhone6sのメリットをご紹介しましたので、今回の記事では6sのデメリットについてまとめています。
iPhoneの機種変更をお考えの際は、ぜひ本稿を参考にしていただけると幸いです。
(1)iPhone6と比べてサイズが大きく重い
出典:http://www.apple.com/jp/iphone-6s
iPhone6s Plus | iPhone6 Plus | iPhone6s | iPhone6 | |
サイズ (幅×高さ×厚み) |
77.9×158.2×7.3 (mm) |
77.8×158.1×7.1 (mm) |
67.1×138.3×7.1 (mm) |
67.0×138.1×6.9 (mm) |
重さ | 192g | 172g | 143g | 129g |
上の図はiPhone6シリーズのサイズと重さを比較したものです。6sは6と比べて全体のサイズが大きく、重さも約50g重くなっています。
iPhone6が登場した際も、旧来のシリーズより画面が大きくなったことに注目されましたが、6sはさらに画面が大きくなり、画面上から下まで親指で一息にフリックするには難しいサイズです。とくに女性の方にとっては大きすぎる印象を抱かれるかもしれません。
旧来のシリーズより重みが増していることも気になります。iPhoneは片手で操作するシーンがほとんどですから、長時間の使用ではストレスを感じてしまうかも?
ゲームや動画をするなら大きい画面は歓迎されますが、ちょっとしたブラウジングだけなら軽い端末を選んだほうがスマートかもしれません。
(2)Androidと比べて画素数が低い
非常にスタイリッシュな印象を与えるiPhone6sですが、Androidと比べるとカメラの画素数が歴然と劣っているのはご存じでしょうか。
- iPhone6sの画素数:1200画素
- Xperia Z5の画素数:2300画素
Xperia Z5に比べるとiPhone6sの画素数は心許ない数値です。カメラをあまり使わない方なら、さほど気になることはありませんが、ブログなどでキレイな写真を撮りたいという方にとっては購入の後押しにはなりません。
また、写真のデータなどで容量がいっぱいになったらiPhoneはiCloudやPCにバックアップするほかに保存する方法がありませんが、AndroidにはSDカード対応機種があるため、わざわざクラウドなどを利用する手間がありません。
64GBのSDカードであれば3,000円程度で購入できますが、iPhone6sの16GBモデルと64GBモデルには10,000円以上の差があります。
(3)バッテリーの消費が激しい
iPhone6sのバッテリーは6シリーズよりも削減されていることが明らかになっています。
- iPhone6 → iPhone6s:1,810mAh → 1,715mAh
- iPhone6 Plus → iPhone6s Plus:2,910mAh → 2,759mAh
AppleはiPhone6sの連続駆動時間は6と変わらないことを発表していますが、『iTwe4kz』が実施した調査によると、iPhone6sはiPhone6と比較して20%以上もバッテリー残量が少ないという結果が出ました。
iPhone6s/6s PlusはiPhone6/6 Plusと比較してバッテリーが持たない?
高い負荷を与え続ける実験は現実世界において誤った計測方法であるとAppleは正式なコメントを発表していますが、果たして真偽のほどは…。
iPhone6sはチップによって性能に差があることをAppleが正式に認める
(4)4K動画は容量が大きい
出典:http://www.apple.com/jp/iphone-6s/cameras
さらなる美しいビジュアルをもらしてくれた4K動画ですが、撮影するための容量が大幅にアップしています。
米9to5Macによると、4K動画を1分撮影するために必要な容量は375MBが必要とのことです。約1,000MBが1GBとなるため、iPhoneの16GBで4K動画の撮影を楽しむには無理があります。
4K動画に関心のある方は64GB、128GBといった容量が大きい6sシリーズを選ぶ必要がありそうです。
iPhone6sで4K動画を撮影するとどうなる?必要な容量は?
(5)16GBモデルで93,600円からという端末料金の高さ
Androidは本体料金が10,000円台で手に入る機種が増えているなか、iPhone6sは一番容量が少ない16GBモデルでも93,600円からという強気な価格設定です。
日本では総務省がMNPを廃止する決定を通達したため、各キャリアの「実質0円」プランがなくなり、ユーザーにとっては負担が大きくなる可能性があります。
デメリットはこれくらい?
iPhone6sのデメリットをご紹介しました。悪い点はこのくらいで、デメリットを差し引いてもiPhone6sがハイスペックな端末であることは疑う余地がありません。
購入をお考えの方は、iPhone6sのメリットもご覧いただき、ぜひ検討の材料にしてみてください。

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