

日本では2017年3月25日から発売されているiPhone7/7Plus (PRODUCT)RED Special Edition。基本スペックは通常のiPhone7/7Plusと同じこちらの機種は、深みのある赤い外観がとにかく印象的で、見た目だけでも惹かれる方が多そうですが、なんと購入するだけで社会貢献できるということをご存知でしょうか?今回は、その点に焦点を絞りiPhone7/7Plus(PRODUCT)REDについてご説明いたします!
「赤いiPhone」その理由は?
iPhone7/7Plus(PRODUCT)REDは製品名のとおり、深みのある赤が印象的な機種です。AppleStoreを見てみると、この(PRODUCT)REDという肩書きはiPhone以外にも、iPhone/iPad用ケース、iPod、スピーカーやヘッドフォンなど、赤色のものには全てつけられているようです。どの製品についても、スペック面では通常のもの変わりはありません。
では、なぜ「赤色」というだけで注目されているのでしょうか?PRODUCT(RED)とは一体何なのでしょう。
PRODUCT(RED)とは
PRODUCT(RED)は、本製品を買うことで売上の一部が、AIDSや結核、マラリア撲滅のための寄付金として使われ、社会貢献につながる仕組みになっています。このPRODUCT(RED)製品はAppleに限らず、他のモバイルメーカーやコカ・コーラなどからもリリースされていますが、今のところ海外系メーカーが中心となって取り組んでいます。欧米の企業においては、こういった寄付をすることでユーザーから高く評価される風潮なども相まって、広く浸透しているようですね。
なお、Appleの公式ページによると寄付先は「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」とのこと。では、この基金は具体的にどのような団体なのでしょうか?
世界エイズ・結核・マラリア対策基金とは
2002年1月に設立された「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」は、団体名のとおり3大感染病の拡大防止・撲滅目的に特化した団体のことで、各国政府や民間財団の寄付により成り立っています。
iPhone7/7Plus(PRODUCT)REDを購入することで、購入代金の一部が、自動的に本団体に寄付され、3大感染病対策に役立てられるのです。
団体のトップページによると、治療の専門機関などに毎年400万ドル(約4億円)の資金援助をしているとのことで、日本ではあまり知られていませんが大規模な団体であることがわかりますね。以下は、集められた寄付金の具体的な活用例です。
HIV(エイズ)
10 million number of people currently receiving ARV THERAPY.
(この基金にて)抗HIV薬で現在治療中の方 1000万人(ARV THERAPY: 抗HIV薬による治療(セラピー))
Tuberculosis(結核)
16.6 million number of people tested and treated
(この基金にて)検診および治療者実績 1660万人(Tuberculosis :結核)
Malaria(マラリア)
713 million number of insecticide-treated nets distributed
(この基金にて)供給された蚊帳の数 7億1300万セット(insecticide-treated nets :蚊帳)
自分のためにiPhoneを購入するだけでも誰かの役に立てるなんてすごいことですよね。
iPhone7/7Plus(PRODUCT)REDの難点
好みは人それぞれではありますが、iPhone7/7Plus(PRODUCT)REDに関しては「配色が残念」という意見があります。もちろん「赤色」は大好評なのですが、フロントパネルが「白」というところが、残念なポイントのようですね。以下のとおり、黒なら良かったというコメントが多くみられます。
iPhone7 (PRODUCT)REDのフロントパネルを黒にした動画が公開! https://t.co/Pfhwsy3OFC
やっぱり絶対に白じゃなく黒のフロントパネルだと思うのよ
— 人生バンザイアタック! (@shiwashiwanonan) March 27, 2017
iPhone の Product RED、白/赤じゃなくて黒/赤だったらたいへんによいと思った
— わかめそば (@wakamesoba98) March 31, 2017
iPhoneのPRODUCT REDめっちゃ良いやんって思って見てたら表面が白で萎えた。
情熱の赤。良いと思ったのになぁ…— 溝内凜 (@photo_rin0730) March 28, 2017
こだわる方のなかには、黒のiPhone7を別途用意して、フロントパネルを入れ替えるという裏ワザを使う方もいるようですが、誰にでもできることではありませんし、故障したときなどに修理に出せない可能性もあるためオススメはできません。どうしても黒のフロントパネルじゃないと不満であれば、ここは黒のiPhone7と合わせて(RED)のケースを購入するのが一番の近道かもしれませんね。
まとめ
ここまで、iPhone7/7Plus(PRODUCT)REDについて紹介しました。スタイリッシュで魅力的な「赤」は社会貢献のための深い意味を持った色でしたね。こちらの機種は期間限定モデルの可能性もあります。機種変更をお考えの方は「寄付したい!」でも、純粋に「色がかっこいい!」でも、もちろん理由は何でも構いませんが、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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