

2017年11月にリリースされたiPhoneXは、これまでのiPhoneに比べ、大きく外観や仕様が変更され話題になりました。それから数カ月が経過していますが、その使い勝手はどうなのでしょうか?
iPhoneXでは、これまでのiPhoneシリーズで必ず引き継がれてきたホームボタンが廃止されました。これにより、今までのiPhoneユーザーはどのように感じているのでしょうか?
このように、大幅な仕様の変更によって好き嫌いが分かれているiPhoneXですが、新しい機能や技術を取り入れられているので、確かにそのスペックはすごいものの、実はデメリットもあるようです。
今回は、iPhoneXにはどのようなデメリットがあるのか調べてみました。
今までのiPhoneシリーズとは大幅にリニューアルした「iPhoneX」
iPhoneXを手に取ってまず目につくのが、今までのiPhoneシリーズにはなかった狭額縁の大画面ディスプレイです。画面の縁を湾曲させることで、さらにディスプレイサイズを大きくし、端末の面積いっぱいに画面を表示できるように実現しました。
また、通常の大画面と呼ばれるスマホでも画面上部は縁として余白が残っていますが、iPhoneXは受話口やインカメラ部分以外を全てディスプレイにすることでフルスクリーンにしています。
また、フルスクリーンになったことで、iPhoneではお馴染みだったホームボタンが廃止されています。
これまでは「Touch ID」というホームボタンで行う指紋認証センサーがあり、画面ロックを解除したり、2度押ししてアプリを切り替えたり、ホーム画面に戻ってきたりと慣れ親しんだ人も多いはずです。
これらのことから、昔からのiPhoneユーザーは使い勝手に困惑したようです。
iPhoneXを使用する上で惜しいといわれているポイントとは?
それでは、iPhoneXのデメリットをみていきましょう。これまでとはかなり仕様が変わったiPhoneX。リニューアルしたことでメリットはたくさん聞かれます。しかし、これから購入を検討している人はデメリットもよく確認しておきましょう。
iPhoneXには未対応アプリがたくさんある
iPhoneXは、上記でも触れたように狭額縁の大型ディスプレイによりフルスクリーン表示が出来るようになりました。しかし、このディスプレイの大きさに対応するアプリがまだまだ少ないのが現状です。表示できたとしてもアプリが従来のiPhone用に設計されているため、上下に黒い非表示部分ができてしまいます。
また、アプリ自体が対応していないということも多いようです。そのため、今まで使用していたアプリが対応しているのか前もって調べておく必要があります。
こうしたことは、これからリリースされるアプリがiPhoneX用にも設計されていることを期待するしかなく、現状はまだまだといったところのようです。
顔認証「FaceID」は本当に便利なのか?
iPhoneXではフルスクリーン化により、ホームボタンがなくなったため、それに伴い今までお馴染みだった指紋認証センサー「Touch ID 」も廃止されました。
そこで新たに「Face ID」という顔認証機能が搭載されました。Face IDはカメラと赤外線センサーで人の顔を認証し、画面ロックを解除するという機能で、認証が早くロックが簡単だと言われています。ところが、この機能に対し賛否両論があるようです。
例えば、花粉に悩まされる春やインフルエンザが流行る冬は勿論のこと、季節問わず、日本人は意外とマスクをしているシーンが多いです。FaceIDはマスクを着けている状態では認証されず、いちいち外さないと顔認証されにくいというのが現状です。
また、寝起きやフルフェイスのヘルメットを着用している時、暗い部屋などではFaceIDが認証しないという声もあります。
この部分についても、今後発売されるiPhoneに搭載されるFace IDの改善に期待するしかありません。
既存iPhoneユーザーは中々慣れない
iPhoneXは同時期に発売されたiPhone 8やiPhone 8 Plusと比べても性能的に勝っています。
しかしながら、これまでiPhoneを使ってきた既存ユーザーには、これまであったホームボタンの操作性に慣れています。そのため、iPhoneXに採用された、アプリの切り替えや終了を画面下から画面上部にスワイプするジェスチャー機能には使いにくさを感じ戸惑うことがあります。
新しい操作でより早く簡単になっていますが、やはり慣れるまでに時間がかかる人が多いようで、中にはiPhone 8 Plusに機種変更をする人もいるようです。
本体価格が高い
iPhoneXは現在Apple Store で一括購入をすると、64Gで112,300円、256Gで129,800円です。
キャリアで購入すれば、プランから割引が適用されるでしょうが、それでも高額なことに間違いはありません。
ディスプレイや最新技術にコストが掛かっているため仕方ないともいえますが、万が一の故障のリスクやバッテリーの経年劣化を考えるとかなり高い買い物です。
ちなみに修理ですが、背面ガラスが割れた場合、約6万円掛かってしまうようなので、AppleCareやキャリアのサポートに入ることをオススメします。
まとめ
iPhoneXはこれまでのiPhoneシリーズから操作性や性能が格段に変わり、新しいiPhoneの幕開けを感じさせる一台となっています。しかし、そこには、いくつかのデメリットがあるのも事実です。
特に、今まで何年もiPhoneを使ってきたユーザーからすると既存の操作性に慣れているため、突然の仕様変更に戸惑い、慣れるまで時間がかかり、中には購入したばかりにもかかわらず、iPhone 8やiPhone 8 Plusに機種変更する人もいるようです。
iPhoneXは、初めてiPhoneを使い始める人には高性能でかつ使いやすい、便利なスマホと言えます。

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