格安スマートフォンの不満点を知り、最適な機種を選ぶ方法

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現代のスマートフォンは、様々なアプリが充実していてパソコン並みに便利に使うことができます。一度スマートフォンを利用し便利さを知ってしまうと手放せなくなってしまいます。

しかし、通信料金が高いという大きな不満点も出てきます。

そこで、最近はドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアではなく格安SIMと格安スマートフォンを組み合わせて利用をしているユーザーも増えてきています。

契約次第では大手キャリアと比較して通信料金を半額以下に抑えることができるという大きなメリットがありますが、格安スマートフォンへの不満を感じている方もいるようです。そこでここでは、格安スマートフォンの不満上位8項目をピックアップし、そこから分かる格安スマートフォンの正しい選び方についてお伝えして行きます。

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現在利用しているスマートフォンの料金が高いと感じていて、今後格安スマートフォンの利用をお考えの方、是非一度参考にしていただけたらと思います。

□格安スマートフォンの不満上位8項目

まずは、現在格安スマートフォンを利用されている方が感じている不満が何なのか確認したところ、以下がその結果になります。

1位 データ通信のスピードが遅い
2位 期待したほど通信料が安くはない
3位 端末のスペックが低い
4位 高速通信が可能でもデータ容量が限られているなど制約が多い
5位 プランの選び方が難しい
6位 端末の使い方がわからない
7位 オプションサービスが不足している
8位 サポートサービスが手厚くない

□格安スマートフォンの正しい選び方

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先ほど紹介した格安スマートフォンの不満点を元にして、格安スマートフォンの正しい選び方は以下のようになります。

◆データ通信速度について

格安スマートフォンを選ぶ段階で誤った選択をすることで、通信速度が出ないという場合があります。

最近の格安スマートフォンの多くは高速通信規格LTEに対応していますが、少し古い端末の場合には、3Gまでしか対応していない場合もあります。その場合はLTEのカバーエリア内であっても低速通信しかできないないため、選ぶ際には対応する通信規格について確認する必要があります。

◆期待したほど通信料が安くはない

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実際に格安スマートフォンを使ってみたところ、思ったほど安くならなかったという不満もあります。その主な理由と回避するための選択は以下のようになります。

最近の大手キャリアの通信プランを見てみると音声通話部分については、完全な定額または、5分までは定額で使うことができるプランが一般的になっています。

しかし、格安スマートフォンで主に利用されるプランは、このような音声通話の定額プランは提供されておらず、30秒につき20円の完全な従量制となっているのが一般的です。

そのため、携帯電話宛や固定電話への発信が多いという方の場合には、思ったほど料金が安くならないと感じられる場合があり、むしろ格安スマートフォンを購入すべきではないと言えるでしょう。

また毎月の利用料金が◯◯円になるなどの宣伝だけを見て安易に乗り換えを考えてはいけません。格安SIMの通信料金には端末代金が含まれていないため、通常は別途格安スマートフォンを購入する必要があります。

最近では端末とSIMをセットで販売しているキャリアも多くなり、端末を分割で購入することもできますが、5万円の機種を24回の分割払いとした場合であっても、一ヶ月あたりの支払額は端末代金だけで2,083円となります。これに一般的な3GB程度のプランに加入したとしても1,600円の通信料金となります。

更に音声通話料金が上乗せとなり、データ通信容量が足りない場合には追加購入する必要もあるため、格安スマートフォンを購入する場合には通話プランの他に端末の費用も考慮しておくことが重要になります。

◆端末のスペックについて

液晶画面のサイズや解像度、CPUなどに依存する処理速度、カメラ機能やデータの保存領域などが主なスペックとなります。大手キャリアから発売される機種では9万円代、安いものでも7万円程度はします。

それに対して格安スマートフォンは1万円台から購入できる機種もありますが、大半は2万円台から4万円台となっています。端末のスペックに直結する各種パーツはスマートフォンのコストに影響するため、スペックの詳細を比較してみると、格安スマートフォンのスペックは大手キャリアと比較すると低めに設定されています。

しかし、多くの端末は独自の特色を出すため、カメラの画素数は高いが、液晶画面の画素数は若干低めになっているなどある部分に秀でた構成となっています。そのため、自分の利用方法に対して必要な条件を満たしているのか、細かく確認することが重要になります。

◆データ通信の容量に制限がある

大手キャリアでスマートフォンを契約した場合、最新の高速通信技術を使ったデータ通信サービスを受けることができますし、発売されるスマートフォンも、それら技術に対応した端末が発売されます。

しかし、格安SIMの通信キャリアは大手キャリアのインフラを利用しているとはいえ、フルに同様の速度で提供しているわけではなく225Mbpsなど若干速度を落とした状態で提供されています。また、料金プランによっては、月額料金が安くなる代わりにデータ通信の最大速度が数百Kbpsに制限されているものもあります。

格安スマートフォンの通信を快適に利用するためには、プラン選びも重要になります。最大通信速度や、1ヶ月あるいは1日あたりに利用できるデータ通信容量に制限があるプランも多いため、詳細について確認してから通信プランの契約をする必要性があります。

◆プランの選び方が難しい

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最近の格安SIMの料金プランは、多様化しておりどのようなプランを選んだら良いのか迷ってしまいます。

そこでまず、大切なことは現在利用中のスマートフォンあるいは従来型携帯電話で、どのような利用をしているのかしっかりと把握しておくことです。音声通話を一カ月間にどれぐらいの時間利用しているのか、データ通信をどれぐらい利用しているのかを把握しておくことで、どのプランがお得であるかの判断がしやすくなります。

以下は、楽天モバイルの料金プランになります。

◇データ通信のみのプラン
ベーシックプラン:525円
3.1GBプラン:900円
5GBプラン:1,450円
10GBプラン:2,260円

◇音声通話付プラン
ベーシックプラン:1,250円
3.1GBプラン:1,600円
5GBプラン:2,150円
10GBプラン:2,960円

音声通話の通話料金は20円/30秒になります。

基本的にはデータ通信のみか、音声通話ができるプランかのどちらかに大別されます。あとは、データ通信の容量によりプランを選択するということになります。多くの格安SIMの料金プランはこのような形式となっているため、まずはどれぐらいの容量が必要であるかを把握したうえで検討してみると良いでしょう。

◆端末の使い方が分からない

大手キャリアで購入したスマートフォンの使い方がわからない時には、ショップの店員さんに聞くと親切に教えてくれます。しかし、格安スマートフォンの場合には、海外メーカーの製品も多く、インターネットでの販売がメインのため、端末を持ち込んで使い方を教えてもらうということはできないと考えて良いでしょう。

多少の不明点やトラブルの際にはインターネット上の情報や、サポートページの内容を確認して自己解決するという覚悟が必要になります。そのため、乗り換えを考える場合はある程度スマートフォンの利用経験ある方が無難であると言えます。

◆オプションサービスについて

性能面だけではなく、おサイフケータイや、ワンセグ・フルセグなど最近のスマートフォンでは当たり前になりつつあるサービスも、格安スマートフォンの場合には一部機種のみが対応しているという状況になっています。

格安スマートフォンの分野では、ASUSなど海外のメーカーのモデルが種類も多く人気を集めていますが、日本独自の機能とも言えるおサイフケータイやワンセグには対応していないものが大半です。

しかし、国内メーカの格安スマートフォンも徐々に増えつつありますので、これらのサービスが必要という方の場合には、国内メーカー製の格安スマートフォンを選択するという方法もあります。ここでは一例として下記機種を紹介します。

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メーカー:富士通

◇スペックと主なオプションサービス
サイズ:約144mm×72mm×7.8mm
質量:約141g
ディスプレイ:約5.0インチHD IPS液晶(720×1280)
バッテリー容量:2580mAh
OS:Android 6.0
CPU:MSM8916 1.2GHz Quad Core
メモリ(ROM):16GB
メモリ(RAM):2GB

アウトカメラ:約1310万画素 CMOS
インカメラ:約500万画素 CMOS

ワンセグ対応
おサイフケータイ対応
防水:IPX5/IPX8対応
防塵:IP6X対応

◆サポートサービスが手厚くない

「端末の使い方が分からない」の項目でも触れましたが、現在販売されている格安スマートフォンの多くは、海外メーカーのものであり、販売方法はオンラインストアでの販売がメインとなっています。そのため、購入時や購入後のサポートは対面では行われないというのが実情です。

しかし、格安SIMや格安スマートフォンを取り扱う事業者の中には、イオンモバイルのように全国に展開しているイオンモールで販売を行っている場合もありますので、サポート体制に不安を感じている方の場合には、このような実店舗を所有している事業者を選択するという方法もあります。

□まとめ

ここまで、格安スマートフォンの不満上位8項目をもとに、正しい選び方について紹介してきましたがいかがでしょうか。

まず、理解しておかなければならないことは、大手キャリアから発売されているスマートフォンと格安スマートフォンは、価格そのものが異なるため、全く同じ品質を求めることはできないということです。その中で利用目的にあったものを選択することが重要になります。

また、格安スマートフォンを運用するうえで欠かせない格安SIMの料金や品質についても同様であり、価格が安く抑えられていることにより、データ通信の速度など品質面でも違いがあるということを前提として選択をすることが必要となります。

しかし、通信料金の価格の安さは何よりの魅力ですので、良く比較検討したうえでご自身にあった格安スマートフォンと格安SIMの料金プランを選択していただけたらと思います。

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