

子どもの視力が低下してきているというデータが出ています。
視力低下の要因にはいったい何があるのでしょうか。
1つに、子どもにスマートフォンを持たせる家庭が増えてきていることがあります。
スマートフォンなどのIT機器は、これからの時代には必要不可欠なものなので仕方のないことなのかもしれませんが、
スマートフォンなどの機器と上手く共存していくことで視力の低下を防いでいく他ありません。
では、どうすればいいのでしょうか。
こちらでは、子どもの視力を守るためにできることをご紹介していきます。
スマートフォンの普及が子どもの視力の低下を招いている?
平成28年度の「学校保健統計調査」に、視力に関するデータが掲載されています。
裸眼状態での視力が1.0未満である人数は毎年増えており、昭和54年からのデータ中で過去最高となっているのです。
・幼稚園児:16.47% → 27.94%
・小学生 :17.91% → 31.46%
・中学生 :35.19% → 54.63%
・高校生 :53.02% → 65.99%
内閣府の調査における10代の子供が使用するスマホの普及率は平成25年度が59.5%だったのに対し、平成29年度は68.3%となっています。
視力の低下のすべてがスマートフォンによるものとは言えませんが、一因であることがくみ取れます。
そこで、視力の低下をもたらす原因と対策をしっておきましょう。
視力の低下の原因
1.ゲーム
スマートフォンを使うことによって視力の低下をもたらす要因にはゲームがあります。
テレビ画面と比べると、携帯用ゲーム機やスマートフォンは画面の大きさが小さいです。
小さい画面に集中してゲームをすることで、目に大きな負担をかけてしまうのです。
近くで画面を見続けることで目を疲労させてしまっていることが原因です。
2.SNS
スマートフォンを使うことによって視力の低下をもたらす要因には、SNSの利用にもあります。
LINEやメールなどを長時間使うことによって、目の疲労を引き起こします。
子どもの目は繊細ですので、目への負担が少しずつ視力に影響していくことを覚えておきましょう。
視力低下への対策
1.適度に休憩をとる
視力低下を防ぐために最も効果的なことは適度な休憩です。
とても簡単なことですが、つい夢中になってしまうとついつい時間を忘れてしまうものです。
スマートフォンを使用する時間を各家庭においてルールを決めておいて使いましょう。
時間を制限するアプリなどもおすすめです。
休憩するときは、近くを見るのではなく遠くの景色を見ると効果的です。
眼球をうごかしたりして目の筋肉のコリをほぐすこともおすすめです。
2.利用環境を見直してみる
スマートフォンはどのような環境でつかっていますか?
明るい場所?暗い場所?
至近距離?
座って?寝転んで?
これらをもう一度見直してみましょう。
暗い場所や至近距離でのスマートフォンの利用は、より目に負担をかけてしまいます。
本を読むのと同様に、なるべく明るい場所で画面との距離を30cm以上とることを心がけましょう。
正しい姿勢でスマートフォンを使っているかを確認してみてくださいね。
3.睡眠をきちんととる
視力低下を防ぐためには睡眠も効果があります。
目を閉じて休ませることで筋肉の緊張がほぐれます。
筋肉のほぐれは目の疲労回復に一役買います。
最近は子どもの睡眠時間が少なくなっている傾向にあります。
睡眠不足は疲れが取れにくくなり、血行不良も招きます。
疲れがリセットされないままスマートフォンをまた利用することによって目の疲労の蓄積につながり、視力の低下をすすめてしまいます。
しっかりと寝て、疲れを翌日に残さないことが理想です。
ゆっくりと入浴することは、血行を促進するので目の疲れを解消するには効果的です。
さいごに
いかがでしたか?
子どもにスマートフォンを持たせることで安心も得られますが、懸念事項もあります。
ちょっとした日常の動作を改善することで、視力の低下を少しでも防ぐことができます。
家庭内でルールを決めてアプリなども上手く利用して、少しでも目をいたわれるスマートフォンの使い方ができるといいですね。
ぜひ、参考にしてみてください。

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