

子育て中のお母さん、お父さんは、必ずいつかは子供から「スマホがほしい!」と言われる日がやってきます。
「スマートフォンを持たせるとトラブルに巻き込まれるかも」「でもだからといって持たせないといじめられるかもしれない」と、判断が非常に難しいのが現状です。
「スマホがほしい!」とおねだりしてくる子供に、あなたはどう対応しますか?
この記事では、子供にスマートフォンを持たせるメリットとデメリットを記載しています。参考までにしていただけると幸いです。
スマートフォンを持たせるメリット
ここからは、スマートフォンを持たせる意味や、その必要性とともにメリットを述べていきます。
防犯に役立つ
特に、子供が塾に通っている時や友達と遊びに行くときにスマートフォンの需要が高い傾向にあります。
万が一の時に、警察や救急、消防などに通報できるのが最大のメリットです。
そのほかにも、親と連絡が取れたり、簡単に位置情報などを共有できます。ガラケーより圧倒的に高い操作性は、いざというときの操作ミスを軽減してくれます。
人間、パニックになるといつもなら簡単なことでも非常に難しく感じますからね。そういう意味では画面が広く、多機能で使いやすいスマートフォンが便利です。
情報収集が素早く出来る
これは特に災害時にメリットを発揮します。地震情報や津波情報、Jアラートなどの受信はもちろん、SNSや掲示板などを通じてリアルタイム性の高い情報収集が可能です。
警察や自治体からの不審者情報なども地域によっては配信されることがありますので、そういう意味でもスマートフォンが便利です。
最近はいろいろと物騒ですので、子供に不審者情報などのシステムを理解させておくことが重要です。
友達との関係を持つことができる
学校の友達や塾の友達と連絡先を交換しておけば、昼夜問わず気軽に連絡が取れます。
文部科学省やインターネット上で行われた調査によると、中学生の約6割、高校生の約9割がスマートフォンを所有、利用していることがわかります。
特に、LINEやTwitterなどのSNSで、クラスや学校行事の予定を伝達したり、集合場所、集合時間の連絡を行ったりする学生が急増しています。
スマートフォンを持っていないと、「知らなかった」「そんなこと聞いていない」などとトラブルが起きてしまうことも。
伝達する側は個別に電話したり、事前に学校で伝えたりしないといけないので、二度手間です。
「連絡するのが面倒」「連絡するのを忘れていた」「そもそも連絡先を知らない」とクラスからハブられる可能性も。
スマートフォンを持たせるデメリット
ここまで、こういうメリットがあるよとお伝えしてきましたが、今度は逆に、持たせるとこういう危険があるということをお伝えしていきます。
解決方法も併せて載せますので、スマートフォンを持たせる際には工夫してみてください。
工夫次第でデメリットが消える可能性が大きいです。
SNSに関するトラブルに巻き込まれる
「友達との関係を持つことができる」と聞くと良いことに思えるかもしれませんが、やりすぎは禁物。
「既読無視」や「既読スルー」というSNS用語は、テレビ番組などでも紹介され、話題になっています。
友達とLINEやTwitterをしているうちに、子供は無意識に「連絡がきたら返さないといけない」という考えを持つようになります。
よって次第にLINEやTwitterの通知を気にするようになります。
LINEやTwitterは、基本的に短文でやり取りをするので、区切りをつけるのが非常に難しい。
またスマートフォンいじってるのか
と子供を注意する方が増えている傾向にありますが、その原因の大半がこれかゲーム依存・ネット依存(後述)でしょう。
対処方法
対処方法としては、あらかじめ利用時間を決めて、子供と子供の友達に利用出来る時間帯を把握してもらうことがポイント。
この対処方法で一番トラブルに発展しやすいケースは、「子供は利用時間を把握しているけど、子供の友達は子供の利用時間を把握していない」こと。
仮に利用時間を午後9時まで、子供の友達が夜10時にメッセージを送ったと仮定します。
高確率で子供の友達は、「おい!なんで昨日の10時に送ったメッセージに返信しないんだよ」と翌日、登校してきたら子供に言うでしょう。
事情を知らない友達から見れば、「返信していない」としか認識しません。
先ほどのポイントに注意しましょう。子供から子供の友達に「俺(私)○時以降はスマホ使えないんだよね」と一言友達に言っておくように伝えましょう。
ネット依存・ゲーム依存
スマートフォン以外にも、パソコンを持つ子供にも言えることがですが、当然持たせると「ネット依存」「ゲーム依存」になるリスクが高まります。
ネットサーフィンをしていると知らないうちに時間が過ぎ去ってしまいます。
これはゲームにも言えることで、面白いゲームを見つけるとついついやってしまうのが人間という生き物です。
対処方法
対処方法としては、「SNSに関するトラブルに巻き込まれる」と同じく、スマートフォンの利用時間を決めること。
また、30分または1時間おきに休憩を入れるといったルールを上記にプラスするとさらに効果が高まります。
危険なサイトへのアクセスや、SNSの危険な利用
スマートフォンを持たせると、危険なサイトや、教育上相応しくないサイトへのアクセスが想定されます。
故意でなくても、「いつの間にかアクセスしてしまっている」「間違えてアクセスしてしまった」ということも考えられますので安心はできません。
また、最近は「炎上」というキーワードが浸透しつつあります。
この「炎上」とは、別にスマートフォンがいきなり燃え始めるということではありません。
SNSへの書き込みが原因で、不特定多数のSNS利用者から恨みを買ってしまったり、あるいは自ら個人情報を掲示してしまったりする子供が非常に多いのが現状です。
小学生はともかく、中学生にもなると、その辺をある程度理解するようになりますが、油断は禁物。
プロフィール画像に自撮りした画像や、学校の制服が映っていると危険。制服の一部分からでも学校名を特定できてしまいます。他には、肖像権や著作権など、さまざまな法律に触れる可能性がありますので、SNSの利用には徹底した教育と管理が必要です。
対処方法
SNSに関しては、子供にしっかりとSNSの利用の仕方を教えることや、トラブルに巻き込まれたらすぐに親に報告する、利用時間を決める、親が会話履歴の開示を求めたらすぐに見せること……などと厳しめのルールを決めておきましょう。
また、危険なサイトへのアクセスを防ぐには「フィルタリング機能」などを活用すると良いかもしれません。また、会話履歴も削除しようと思えば削除できてしまいますので、もし管理を徹底するなら削除しても利敵を復元できるソフトなども活用してみるのはいかがでしょう。
ですが、何分中学生や高校生はお年頃ですので、見られたくない会話もあるかと思われます。その辺の配慮もしてあげると子供もストレスが溜まりにくく安心して利用出来るかもしれません。
以上、ここまでスマートフォンを持たせるメリットとデメリットをお伝えしてきました。
個人的な意見としては、スマートフォンを持たせるのは中学生以上からですね。小学生だと使い方やコミュニケーション能力、視力低下などの理由からあまりオススメはできません。
とりあえず、
- 利用の仕方をしっかり説明して理解させること
- SNSの利用マナーや言葉遣いを気をつけさせること
- あえて心を鬼にして厳しめのルールを設定すること。破ったら解約するとまで言った方が良い
- フィルタリングをつけたり、スマートフォンの制限機能を活用すること
このあたりを意識しておけば不安はありません!

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