

毎月の電話料金が安くなる格安スマホ、格安SIMの中でも、LINEユーザーにメリットてんこ盛りのLINEモバイル。
しかも、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)で乗り換えれば、今の電話番号をそのままLINEモバイルでも使えて便利そう……なんだけど、MNPってよくわからないので、乗換えに踏み切れない……だけど月額料金の安いLINEモバイルに乗り換えたい!……迷ってしまう気持ち、わかります!
注意するポイントを乗り換え前に知っておけば、MNPも簡単です。ぜひMNPを利用してLINEモバイルに乗り換えましょう。
MNPを利用してLINEモバイルに乗り換えよう
MNPを利用しての乗り換えと聞くと、よくわからないけど複雑そうに感じてしまいます。
確かに、単純に新規加入するよりは、ひと手間かかります。とはいえ、申し込み時に一番大切な「本人確認書類」を用意することは、新規加入にも必要なことです。違うのは、「MNP予約番号」を取ることくらいです。あとはLINEモバイルの申し込みページに必要事項を書き込み、SIMが送られてくるのを待つだけです。
なお、LINEモバイルは、格安スマホ、格安SIMを扱っている一部のMVNO(仮想移動体通信事業者)からの乗り換えにMNPが使えませんでした。それが、11月14日からは全てのMVNOから、電話番号そのままで乗換えができるようになりました。月額料金は今でも十分安いんだけど、LINEフリーが使えるLINEモバイルはもっとお得!という人にとっては朗報ですね。
LINEモバイルに乗り換えるときの注意点。これさえ押さえておけば、あとは簡単
LINEモバイルに乗り換えると、docomoやau、ソフトバンクなどのキャリアが提供しているメールアドレス(@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp)は使えなくなります。「キャリアメールが使えなくなった」というのは、乗り換えて困ったことの中でも比較的よく聞く失敗なので注意しましょう。これは、ネットショップやゲームなど、キャリアメールで登録することが多いために、予想していたより影響が大きくなりがちです。
事前にフリーメール(Gmail、Yahoo!メール、BIGLOBEメールなど)や有料のメールサービス(gooメールなど)のメールアドレスを取得しておくことをオススメします。
もう一つは、今契約している携帯電話会社に登録している住所、氏名、生年月日と、LINEモバイル申し込み時に書き込む住所、氏名、生年月日が違うとMNPはできないということです。当然、本人確認書類の住所、氏名、生年月日も同じでなければなりません。
「今まで親の名義でスマホを持っていたが、就職して自分の名義にしたい」「結婚して名字が変わった」「引っ越しして住所が変わった」などなど、理由はいろいろ考えられますが、事前に今使っている携帯電話会社の登録内容を変更しておかなければMNPはできません。
手持ちのスマホで番号そのまま!MNPで乗り換え
今のスマホそのまま、電話番号そのままでLINEモバイルに乗り換える方法です。
docomoで買ったか、SIMフリーのスマホであれば、LINEモバイルに乗り換えてもそのまま使えます。
auやソフトバンクで買ったスマホは、SIMロック解除が必要です。My auやMy SoftBankにアクセスして、書いてある手順に従ってSIMロックを解除します(無料)。auショップやソフトバンクショップに持ち込んで、手数料3000円を払って解除してもらう方法もあります。
①メールアドレスを用意し、クレジットカード、本人確認書類もそろったら、MNP予約番号をもらいます。
これは、今使っている携帯電話会社に電話をするか、ショップに出かけて受け取りますが、電話でも受付時間が決まっています。3大キャリアなら受付時間は午前9時から午後8時までです(ショップは各店舗の営業時間)。受付の電話番号は次のとおり。
docomo | ドコモ携帯電話から(局番なし)151(無料)一般電話などからの場合0120-800-000(無料) |
au | au携帯電話・一般電話共通 0077-75470(無料) |
ソフトバンク | ソフトバンク携帯電話から *5533 フリーコール 0800-100-5533(無料) |
他の携帯電話会社も、それぞれの公式サイトの「MNP転出」ページに電話番号、営業時間などの記載がありますので、そこに電話してMNP予約番号といつまで有効か聞き、メモしておきます。
②申し込みは、LINEモバイルの申し込みページに、「他社からの乗り換え(MNP転入)」という項目がありますから、ここを選んでタップし、「MNP予約番号入力」の空欄にメモしたMNP予約番号、MNP予約番号の有効期限、転入予定携帯電話番号を書き込みます。
公式サイトの申し込みページから申し込む場合は、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っていなければ申し込めません。(ショップの場合は残り1日あれば申し込み可能で、その場で受け取り、乗り換え完了です。)
③SIMが届いたら、マイページの「MNP開通申し込み」からMNPの開通を申し込むと、最短数分で今まで使っていた電話会社からLINEモバイルへ切り替わります。受け取ったまま何もしないでおいても、SIMが届いた翌々日の午後以降に、自動的に切り替わります。切り替えの間、以前の携帯電話会社にもLINEモバイルにもつながらない時間が長い場合は1時間程度ありますので、自分で開通申し込みをして、電話がつながらない時間を把握しておいた方が安心ですよね。
これでMNPでの乗り換えは完了です。もし、いつまでたっても切り替わらないなどトラブルがあった場合の問い合わせ先は「MNP開通受付窓口」(0120-889-279)です。
④スマホの電源を切ってSIMカードを挿入したあと、APNの設定をします。これが終わらないと、通信することができません。なお、iOS(iPhone)とAndroidスマホでは、設定の仕方が違います。
アクセスポイントなど、詳しくはLINEモバイルの「APN設定(通信をするための設定)」ページを参照して下さい。簡単に説明すると、次のとおりです。
iOS:APN設定方法:
(Wi-Fiに接続してSafariを起動、構成プロファイルをダウンロード→APN構成プロファイルを設定→パスコード入力→プロファイルをインストール→完了ボタンを押す)
Android:APN設定方法:
(設定画面→モバイルネットワークの設定画面→アクセスポイントの追加→APN設定→保存ボタンを押す)
⑤LINEアプリを起動して契約者連携、利用者連携の設定をします。LINEと連携されることでLINEポイントが付与され、キャンペーンの特典を受け取ることができます。
新しいスマホでLINEモバイルに乗り換え
もちろん、新しいスマホもMNP利用でLINEモバイルに申し込むこともできます。手順は前項の①~③と同じですが、前のスマホに保存されている電話帳や写真、楽曲はバックアップして新しいスマホに入れ替えないと使えません。
なお、前と同じLINEアカウントを使い続ける場合は、スマホを買い換える前に今のスマホでアカウント引き継ぎのための作業が必要です。事前に手続きをしないで、新しいスマホでLINEを使うと新規登録になり、前のスマホで購入したスタンプなどが消えてしまいます。
LINE公式ブログでは、動画でもわかりやすく説明されています。
トークもスマホ内に保存されているので、iPhoneならiCloud、Androidスマホであればグーグルドライブなどを使ってバックアップを取り、新しいスマホに引き継ぐことになります。詳しい手順はLINEのヘルプを参照してみて下さい。
LINEモバイルで端末も同時購入した場合は④の代わり(自分で端末を用意した場合は④の次)にLINEアカウントの引き継ぎをして、⑤の手続きに進みます。
乗り換え成功は、乗り換え前の準備で決まる!
LINEモバイルでの乗り換え手続きは、今のスマホの契約内容とメールアドレスに気をつければ、記入するだけの簡単なものです。
むしろLINEなど、今のスマホで使っているたくさんのサービスの引き継ぎの方が繁雑かもしれません。入念に調べて準備をしてからLINEモバイル公式サイトに記入すれば、問題なく手続きできますよ。

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