

Macはインターフェイスが洗練されていて、特にカスタマイズをしなくても快適に操作できるのが特徴です。しかし、ほんの少し手を加えるだけで、痒いところに手が届く自分だけのMacを作り上げることができます。それを可能にするのが「システム環境設定」。今回は使い勝手を向上させる設定例の一部(キーボード、ユーザーとグループ)をご紹介します。
1.キーボード
(1)【キーボード】「「F1」や「F2」などの…」を有効化
「「F1」や「F2」などのファンクションキーをキーボードショートカットとして使用」を有効化すれば、よく使うファンクションキー(F10→半角英数、F7→全角カナなど)の本来の機能をボタン一つで利用できます。
(2)【入力ソース】「ひらがな」と「英数」に限定
文字入力で使うと言えば、「半角英数」と「ひらがな」だけという人が多いはず。入力ソースから「全角かな」や「全角カタカナ」の選択肢をなくしてしまいましょう。
消したい入力ソースを画面左から選択、下の「−」ボタンをクリックすれば削除完了です。
(3)【入力ソース】「書類ごとに…」を有効化
書類によって使用する入力ソース(半角英数orひらがな)はたいてい決まっているもの。しかし書類やアプリを切り替える度に、思わぬ入力ソースになっていてイライラしたことありませんか?
そんな時に役立つのが「入力ソース」にある「書類ごとに入力ソースを自動的に切り替える」のチェックボックスです。チェックを入れれば、書類ごとに使用した入力ソースを記憶してくれます。
2.ユーザーとグループ
◎「ログイン項目」は整理し、必要なものだけに
Win同様、Macでも起動時に指定したアプリを自動的に起動することが可能です。それが「ログイン項目」です。ただ、自動的に立ち上がるのは便利なのですが、ログイン項目が多ければ多いほど起動は遅くなります。
「ログイン項目」は必要最低限とすることで、起動が快適になりますよ。また「ログイン項目」で起動したアプリはメニューバーにそのまま表示されることも。特に起動後に操作しないのであれば、「隠す」にチェックを入れておきましょう。
3.日付と時刻
◎曜日・日付・秒・24時間表示を設定する
画面にゆとりがあれば、一覧して多くの情報が得られるに越したことはないですよね。「今日何日だっけ?」「今、何時だっけ?」「今日何曜日だっけ?」という会話は日常的に家庭やオフィスで出るもの。「日付と時刻」で上記のように表示しておけば、デスクトップを見るだけで、全ての疑問に答えることができます。
4.デスクトップの表示設定(Finder)
◎ファイルを整列させる
出来ればデスクトップは美しくありたいですよね。Macの初期設定では残念なことに整然と美しいことよりも、自由な位置にファイルが配置されることが優先されています。このままでは使いにくいので、ファイルをきちんと整列させましょう。
Finderのメニューから「表示>表示オプションを表示」を選択します。
表示順序は様々な設定が可能ですが、上記のスクリーンショットでは「変更日」順に並べています。そして、アイコンサイズを最大に設定しておけば、アイコンを見ただけでファイルの内容が一目瞭然になりますよ。
まとめ
以上、システム環境設定を用いた、Macのカスタマイズ方法でした。もちろん、今回ご紹介したのは設定の一部のみ。他にも多種多様な項目を自分好みにアレンジすることができます。少し時間がある時にでも設定を調整し、自分仕様の操作性を兼ね備えたMacを「作り上げて」くださいね。

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