

あなたの周りには尊敬できるプログラマーがいるでしょうか?
なぜあの人の実装スピードは早いのか。なぜあの人のプログラムはバグが少ないのか。
先輩プログラマーを見てそんな疑問を持たれることも少なくないと思います。
優れたプログラマーはどんな習慣や心がけを持っているのか。体験談を元にご紹介いたします。
1.同じ処理を2度書かない
あなたのプログラム、コピペしているところはありませんか?もし3か所に同じ処理を書いていると、問題が発生したときに3か所修正する必要があります。そうなると保守効率が一気に下がってしまい ます。同じ処理は関数などに書き換え、一か所にまとめましょう。コピペをした時点でプログラマーとして「負け」であることを理解すると プログラマーとして大きく成長できるはずです。
2.変数や関数、クラスに意味のわかる名前をつけている
せっかく関数に名前を付けても、後で見返した時にその関数の意味がわからなく なってしまっては意味がありません。パッと見て意味が頭にはいってくるようなわかりやすい名前をつけましょう。そしてできる限りシンプルにしましょう。わかりやすいコードを書けば、コメントを書かなくても他のプログラマーはプログラムの意味を理解してくれるものです。
3.最初の関数やクラスは下書きと考えている
いくら最初にきちんと設計していても、機能の追加や他のプログラマーとの連携 の中で、関数やクラスに必要な機能が変わることは少なくありません。最初に書いた関数はあくまで仮のものと考え、必要に応じて機能を修正するよう に心がけましょう。
4.関数やクラスの機能をシンプルにしている
1つの関数やクラスに多くの機能を入れてしまっている方、いませんか?1つの関数に1機能、1つのクラスに1つの役割。これを徹底しましょう。そうするとおのずと設計がシンプルになり、保守のしやすいプログラムになります。
5.なるべくif文を書かない
if文などの条件文が多いということは、それだけバグの数を孕んでいる可能性があります。そのため優れたプログラマーは条件文を減らし、データ構造を使います。条件文の数だけバグが増えると考えましょう。
6.デバッグ機能にこだわっている
自分のプログラムが正しく動いているか。これをどれだけ可視化できるかもプログラマーの能力と言って良いでしょう。ログを表示したり、assertを入れたり、専用のデバッグ描画を用意したり。序盤からデバッグ環境を十分に用意しておけば、保守効率は一気に高まるはずです。
7.開発環境やエディタを使いこなしている
EclipseやVisual Studioなどの統合開発環境は、実は隠れた便利機能を有してい るものです。自動入力やコード整形、UIのレイアウトなどあなたのプログラミン グ効率を高めてくれるお宝が眠っています。もしあなたがこれらの統合開発環境で開発しているのであれば、ちゃんと機能を 勉強しておきましょう。またエディタの機能を使いこなすだけでも、プログラム を書く効率は大きく変わるものです。
8.設計の構造をきちんと理解している
プログラムは「とりあえずうごけばいい」と考えている方、それは大きな間違いです。実は動いていても、後に予期せぬ挙動をすることが多 々あるもの。たとえ他人が書いていたプログラムであっても、そのプログラムを拡張する場合はちゃんとそのプログラムの意味や構造を理解するようにしましょう。
9.後の拡張を考えて設計している
アップデートなどで、プログラムに新たな機能が必要になることは少なくありません。しかしそれを考慮しないで設計してしまうと、後の手直しに多大なコストを払うことになります。そのためにクラスの機能などをしっかり考え、後の拡張を想定して設計しておきましょう。
10.終わりなきリファクタリングを続けている
プログラムは1度書いても不完全であることが多いのです。綺麗な設計を目指し、芸術家のような心をもって何度もリファクタを繰り返し、より良いプログラムにブラッシュアップしていきましょう。そうすることで自分のプログラミング力を高めることができます。
いかがでしょうか。優れたプログラマーはただ機能を提供するのではなく、常に少しでも綺麗なプログラムを目指しています。自分の書いたプログラムをわが子ように感じ、情熱をもってブラッシュアップしていくことこそが、優れたプログラマーへの近道なのかもしれませんね。

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