算数は一度つまずくと、どんどん苦手意識が生まれ、嫌いになっていく可能性が高い科目です。しかし、パズルなら遊び感覚で知らないうちに、算数のセンスを鍛えることができます。算数の面白さに気づくこともできるかもしれません。小学校入学前から使えるものもあるので、助走準備として活用できるものもあります。おすすめのパズル本１０冊を紹介します。
１．算数を面白く、楽しく
新はじめてなぞぺー 年中～小学１年
著者である高濱正伸氏は学習塾『はなまる学習会』の代表でもあり、また、算数オリンピック問題作成委員でもあります。本書は大人気『なぞぺー』シリーズの一冊です。楽しみながら考える力がつく一冊です。年中から小学１年向けですので、算数の入り口として使えます。
考える力がつく算数脳パズル 新はじめてなぞぺー 年中～小学１年
２．思考力を養う
宮本算数教室の賢くなるパズル 基礎編
難関校の進学塾として有名な『宮本算数教室』の宮本哲也氏の作成した数理パズルシリーズの一冊です。こちらの基礎編は未就学から小学生全学年に対応していますので、ぜひ、持っていたい一冊です。
３．親子でたのしめる
おりがみで学ぶ図形パズル
お子さんの馴染みやすいおりがみを使ったパズル問題集です。厳選された５０題が、課題別、難易度別に出題されています。折り紙を使うことによって、図形にふれ、角度、面積、などを自然に認識することができ、同時に計算力をアップさせることもできます。同著者による「切り紙で学ぶ図形パズル」もあります。
４．遊びながら学べる
小学生の算数パズル１・２・３年生 たのしみながら学力アップ
授業で習った事を面白クイズ形式で復習できます。マッチ棒パズルや計算迷路など、なぞなぞのように遊び感覚で楽しくできますので、夢中になれば集中力もつけることもできます。高学年向けの「小学生の算数パズル４．５．６」、同じ算数パズル研究会出版の「親子で挑戦おもしろ算数パズル」はタイトル通り親子で楽しむ事ができます。
小学生の算数パズル1・2・3年生楽しみながら学力アップ (まなぶっく)
５．算数の入り口に
算数パズル道場 トレーニング(１) 年長～小学１．２年
年長さんから、低学年向きに厳選されたパズル集です。問題を読むことにより読解力をつけ、問題に取り組むことでひらめき力、また図形問題により、空間把握能力が養われます。同パズルシリーズ(２)小学２年～４年、(３)小学４年～６年/入試、「倫理とトレーニング」「立体四目 パズル道場公式対戦型教具(玩具)」もあります。
６．考える力をつける
算数が好きになるパズル ろじか～る 小学１～４年生
反復練習では身につかない「考える力」を育てるための一冊です。多種類のパズルであきずにやれそうです。同シリーズ「もっとろじか～る」「図形のアタマ編」「数のアタマ編」があります。
７．楽しく、面白く読める
ドラえもんの算数攻略 算数パズルで遊ぼう
ドラえもんの学習シリーズです。おなじみのドラえもんの漫画ですので、お子さんにも受け入れやすく、楽しく読んで学ぶことができます。
ドラえもんの算数おもしろ攻略 算数パズルで遊ぼう (ドラえもんの学習シリーズ)
８．子供向け算数問題のプロのパズル
天才くらぶ パズロー１ 小学１年～６年
アルゴクラブのパズル本です。著者の中屋敷俊明氏は算数オリンピック大会創設に関与し、アルゴクラブの創設者でもあります。子供算数教育を知り尽くした著者のパズル本です。算数の面白さを実感でき、また答えを導くことがきた時の達成感は算数好きにする可能性大です。
９．推察力を養う
シャーロック・ホームズの算数パズル (やさしい科学)
名探偵シャーロック・ホームズと一緒に謎を解きながら、ワトソン博士の案内するパズルの世界へ。物語を読む集中力、想像力、推察力を養うことができます。同著者による「鏡の国のアリスの算数パズル」もあります。
１０．子供をパズル好きにさせる
パズルをやれば算数の成績がグンと上がる
『男の子をのばす母親はここが違う』などの著者、松永暢史氏とクロスパズル教室を主催する星野孝博氏による、お母さん向けの指南書です。子供をパズル好きにする方法や、上手なやらせ方など具体的に記載されています。小冊子『タングラム問題図』付きですので、親子でタングラムに挑戦できます。
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