

家計を運営するにあたって、最も大切なものは何かと問われたらほとんどの方は「お金」と答えるでしょう。
それにも係らず、大切な「お金」についてどれだけの人が注意を払い、勉強をしているのでしょうか。
勉強していなくても恥じることはありません。
なぜなら、日本の学校教育自体が金銭教育を軽んじているからです。
「お金」や「生命保険」などの金融商品については、自分から学ぶ必要があるのです。
これからお金について学ぼうという人・生命保険について学ぼうという人にお勧めの書籍を10点ご紹介したいと思います。
1.生命保険とのつき合い方
本書では生命保険に関する基礎知識が手に入ります。生命保険はそもそもなぜ必要なのか? 生命保険にはどのような種類があり、自分に必要な保険のタイプ、保険金額は? ライフステージの進行(結婚、出産、高齢化)とステージに合わせた保険の選び方とは?他の保険へ切り替えるタイミングは? 保険料はどのようにして決まるのか? 保険会社がつぶれたらどうなるのか? といった疑問に答えてくれる良書です。
生命保険とのつき合い方 (岩波新書)
2.バカしか入らない生命保険
過激なタイトルですが、生命保険を全否定しているわけではなく何も考えずに生命保険に飛びつくのはバカだというのが本来の趣旨です。
安易な保険の切り替え・乗り換えはコストが嵩むので、加入前にしっかりとその必要性を吟味し慎重に保険を選びましょうと主張されています。
また本書では事故やイベントが発生したのにも係らず、保険金や給付金が支払われない事態を避けるにはどうすればいいかについても説明が加えられています。
バカしか入らない生命保険 (祥伝社新書)
3.生命保険は「入るほど損」?!
この本も過激なタイトルですが生命保険を全否定しているわけではありません。勧誘されるがままに必要以上の保険契約をしてしまうことに警鐘を鳴らしているだけです。医療保険は原則として不要であること(高額療養費制度があるので)、独身者は死亡保険が不要であることを指摘しつつも、子どもが成人するまでの「死亡保険」、家計の破綻を回避する「長期所得補償保険・就業不能保険」の重要性・必要性がしっかりと説かれています。
4.生命保険活用講座
一般個人のみならず、「企業経営者」や「相続を控えた資産家」を対象に生命保険の活用法を論じているところに、本書の特徴があります。
「事業承継において生命保険をどのように役立たせるか?」「生命保険を利用した退職金財源の確保法」「生命保険と生存贈与について」「相続税の節税対策として生命保険をどう活用すべきか?」といった疑問に答える内容になっています。
生命保険活用講座: 3つの視点から解説する相続・贈与・事業承継
5.生命保険のカラクリ
私たち素人は生命保険の保険料がどのように決まってくるかは良くわかりません。なんとなく言われるがままの保険料を支払っています。しかし、その保険料は割高に設定されていると筆者は説きます。
どうして保険料は割高になってしまうのか? なぜこれほどまでに多種多様な特約が開発・販売されているのか? 筆者が考える「かしこい生命保険の選び方」とは? など、インターネット直販の生命保険を売りにしている保険会社の社長らしい合理的な主張が展開されています。
6.生命保険はこうして選びなさい
ケーススタディから自分に当てはまるケースを探し当てることができたり、書き込み式のシートを用いて必要な保険金額が計算できたりと、とにかく「わかりやすい」のが特徴です。「ネット生保って信頼できるの?」「誰でも入れる保険って大丈夫?」といった素朴の疑問に答えてくれるコーナーも充実していますので、保険について全くの素人という人にこそ読んでいただきたい本です。
7.レモンをお金にかえる法
子どもたちが始める「レモネードの売店」を入り口にして、経済学をわかりやすく説明してくれる良書です。子どもたちがレモネード屋を始めるために初期投資を行うところからストーリーが始まります。原材料を仕入れて製品を作り、市場メカニズムを通じて価格が決まり、他社との競争を通じて利益が減少し、最終的には興した企業を売却する…。本書は子どもたちが経済学を学び、大人たちが経済学を復習できる良書です。
8.やってはいけないお金の習慣
「無駄遣いしているつもりはないのに、なかなかお金が貯まらない・・・。」という方いませんか?そんな時に読むべき良書が著名な経済評論家の荻原博子さんが書かれた本書です。ついつい陥りがちな間違ったお金の習慣が紹介されていて、今後の家計運営の参考になります。また、自然とお金が貯まる習慣・貯めたお金の増やし方・損しないお金の借り方・保険の入り方なども紹介されていますので是非読んでみて下さい。
9.あなたのお金を「見える化」しなさい!
お金について不安を感じるのは「見えない部分」が沢山あるからです。確かに預貯金や現金は目に見えるのですが、今後自分が負うことになる「リスク」となるとなかなかわかりませんよね。お金に関する「見えない部分」を徹底的に見える化(可視化)し、家計に安心をもたらしてくれるのが本書です。死亡・病気・怪我のリスクなど身体的な問題から、さらには失業や住宅購入・保有リスクといった将来の問題点までも見える化してくれます。
あなたのお金を「見える化」しなさい! ~ビジネスパーソンのための新お金管理術~
10.正しい家計管理
皆さんの中に家計簿をつけ、家計の管理をされている方ってどれぐらいいるでしょうか?「だいたいこんなもんでしょ」という曖昧な家計管理でお茶を濁していませんか?本書はそうした「どんぶり勘定」を徹底的に否定しています。そして本書で説明されている家計管理を実践することで毎月の収支が黒字化し、その結果お金が貯まって将来に対する不安が解消されるでしょう。
どれもこれも、皆さんの生活に密着したテーマを扱っていますので、内容は難しくありません。週末を活用すれば数冊は一気に読めてしまいます。今回紹介した本のどれか一冊でも読んでいただければ今後の資金計画・家計管理のあり方が改善されていくでしょう。

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