

スマートフォンといえばキャリアで購入するiPhoneやAndroid機を思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、最近ではSIMフリースマートフォンとMVNOとの契約でスマートフォンを利用している方が増えています。この記事では、なぜSIMフリースマートフォンが人気があるのか。キャリアのスマホと何が違うのか、おすすめの端末についてご紹介します!
キャリアよりもコスパの良いMVNO
格安SIMという言葉を聞いたことがありますか?MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供している安いSIMが格安SIMと呼ばれています。
MVNOは自分の基地局などの設備を持たず、ドコモ、ソフトバンク、auといった大手キャリア3社にお金を払って回線を借り、通信サービスをユーザーに提供しています。
MVNOの多くは店舗を持たず(一部店舗を持つMVNOもあります)に、ネットでユーザーを集客しています。そのため、広告のコストなどが削減出来て大手キャリアに比べると料金が格安となっているのが特徴です。
MVNOの代表的なブランドは、ワイモバイル、UQモバイル、OCNモバイル、イオンモバイル、楽天モバイル、LINEモバイルなどがあります。
MVNOを利用するには、MVNOから販売されているsimカード+スマートフォン、または、自分でsimフリースマートフォンを用意して、自分に合った通信会社と契約をして利用することが出来ます。
今までスマートフォンを手に入れるには、ドコモ、ソフトバンク、auの大手キャリアと契約して購入するのが一般的でした。料金が高くても他に選択肢が無いので、仕方なく契約する状況でした。
しかし、大手ではない新たな選択肢としてMVNOが登場して人気となっています。
SIMフリースマートフォンの3つのメリット
SIMフリースマートフォンは使い方次第で端末代や通信費を安くすることができ、使い勝手の面でも様々なメリットがあります。
1:MVNOは大手キャリアよりもプランが格安!
大手キャリアでスマートフォンを利用していると、維持費が毎月8000円以上になったりと経済面で大きな負担になります。
MVNOなら、「データ通信のみ」「データ通信と音声通話の両方が使えるプラン」など、格安の料金プランが豊富にあり、好みのプランで維持費を大手キャリアの半分以下にすることが可能です。
2:SIMフリースマートフォンは海外でも使いやすい!
SIMフリースマートフォンは、海外のキャリアが提供しているレンタルSIMカードや、プリペイドSIMカードを差し込めば簡単に使えます。
海外へ行くと通信費が高額になりがちで不安になりますが、現地の安いSIMを使えば料金を大幅に抑えることが出来ます。
海外でよく利用する場合は、SIMカードを変更しやすいSIMフリースマートフォンが良いでしょう。
3:ガラケーとスマホの2台持ちで料金を抑える!
ガラケーを通話とメール、SIMフリースマートフォンをデータ通信専用と分けることによって1台でまとめて使うよりも料金を大幅に削減出来ることがあります。
また、端末が2台に分かれているため、バッテリーの持ちが良くなったり、ガラケーで通話をしながら、スマートフォンを使ってネットで検索といった使い方が出来るのもメリットです!
おすすめコスパ最強!格安スマートフォン
SIMフリースマートフォンにはたくさん種類があります。
大手キャリアでスマートフォンを購入すると、端末代と通信料のセットで安く購入出来ますが、格安SIMを使う場合は、基本的に自分で端末を用意することになります。
ここでは端末料金が安くて使いやすいコスパの良いSIMフリースマートフォンをご紹介します!
HUAWEI GR5
Huaweiから発売されている2016年春モデルの「HUAWEI GR5」は、SIMフリースマートフォンの中でも高い人気があります。
ディスプレイが、5.5インチのフルHD液晶(1920×1080ドット)の大画面なので、見やすくて両手での操作がしやすくなっています。
スペックは、オクタコアのプロセッサに2GBのRAMで、アプリを同時起動しても重くなりにくい性能です。長時間の外出でも安心して使用が出来る、3,000mAhの大容量バッテリーが搭載されています。
外観は、アルミニウムマグネシウム合金で出来た美しいメタルフレーム。本体カラーは、グレー、シルバー、ゴールドの3色。背面には、写真撮影、電話対応、ロック解除が簡単に出来る新技術の指紋認証パネルがあります。
様々な用途に対応出来るだけの性能と、長時間の使用が可能なバッテリーを搭載して2万円台という安さで購入出来るコスパの良いSIMフリースマートフォンです。
ZenFone 2 Laserシリーズ
仕事や遊びで使えるのが、ASUSから発売されている「ZenFone 2 Laser」です。2万円以下で購入出来ることがあるにも関わらず、パワフルなCPUが搭載されているコスパの高い機種です。
省電力でありながら、ウェブの閲覧やゲームも快適に動くほどのパワーがあり、バランスの取れた性能となっています。
1300万画素背面カメラのレーザーオートフォーカス機能は、薄暗い場所でも最速0.03秒で被写体に素早くレーザーを当てピントを合わせてくれます。
いつでもどこでも撮影がしたい方をサポートしてくれます。
本体は5インチの解像度(1280×720)のディスプレイで、もっとも薄い部分が3.5mmととても薄く、角は丸みのあるデザインなので、女性でも持ちやすく手にフィットするデザインとなっています。
耐久性の高い「GorillaR Glass 4」の採用で、ポケットやバッグに入れても壊れにくいので安心して持ち歩けます。
自分で電池交換も出来るので、同じ機種を長い期間使いたい方へおすすめです。
arrows M02
性能はそんなに高くなくても良いから、使いやすいスマートフォンを選びたい一般ユーザーに向いているのが、富士通から発売されている「arrows M02」です。
「arrows M02」は日常での使い勝手の良い機種となっています。2万円台のSIMフリースマートフォンでは珍しい、おサイフケータイに対応していますし、防水・防塵機能があるので、ちょっと水に濡らしても大丈夫です。
富士通の独自技術である、省電力機能「ヒューマンセントリックエンジン」で約3日も持つバッテリーの良さ、写真撮影が苦手な方でも綺麗に撮影ができるカメラ機能「パーフェクトチューニング」が色を自動調整してくれます。
FREETEL Priori3S LTE
重たいゲームはあまりしないけど、その分安くして電池が持たせてほしいという方におすすめなのが、「FREETEL Priori3S LTE」です。
大容量の4000mAhバッテリーを搭載しているので、意外と消費電力の高い、LINEやウェブの閲覧、フェイスブックといった通信を頻繁に行うアプリを使ってもバッテリーが持ちます。
カラーラインナップはネイビー、マットブラック、パールホワイトの3色。ディスプレイは5インチ(1200×720)、最大5点認識をする5点マルチタップで、タッチ操作のある地図アプリやブラウザ、ゲームが操作しやすくなっています。
また、旅行なので海外に行った時に便利なデュアルSIMスロットが搭載されています。日本と海外のSIMを差し込めるので、日本と現地の待ち受けを同時に行えます。
性能は控えめながらも、1万円台前半で買える高コスパのスマートフォンです。
Nexus 6P
ハイエンドなスペックで最新のAndroidの機能をいち早く使え、ビジネスマンに人気なのがGoogleの「Nexus 6P」です。
OSのAndroidがメジャーアップデートされると、様々な新機能が使えたり、OSに脆弱性の問題が起きても他のメーカーのAndroid機よりも早く対応されます。
ディスプレイは発色が良くて鮮明な大画面の有機EL5.7インチ(2560×1440)、「レーザーオートフォーカス」などの機能で簡単に高画質で撮影が出来るカメラ、反応が速くてセキュリティにも安心な指紋認証システム、忙しくて時間がない時に、約10分間の充電で最長7時間も使用出来る急速充電機能などハイスペックとなっています。
他のSIMフリースマートフォンと比べると価格が高めですが、価格に見合った魅力があると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまでSIMフリースマートフォンのメリットについてご紹介してきました。
格安SIMが使えるので価格面でのメリットはよく知られていますが、意外と使い勝手でも魅力がたくさんありますね。
キャリアでスマートフォンを購入するのも良いですが、SIMフリースマートフォンでより自分に合った機種やプランを選ぶのも楽しいですよ!

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