自らの子の学習状況に不安を持たない親がこの世の中に果たしてどれだけいるでしょうか。「自分の子は勉強ができる!」「将来に何の不安もなく、楽しみしか無い!」と仰る親御さんはほんの一人握り。大多数の親は子どもの学習達成度に不安を抱いていたり、その向上を願ってやまないものです。
ただ無闇に不安を抱いたり、ひたすら「頑張れ!」と発破をかけたり、「なんで出来ないの?」と問い詰めるのは逆効果です。ますます子どもがやる気を無くし、反発し、机から遠ざかる…といった経験をした親御さんも少なくないはずです。
自らの子どもの「学習達成度が低い=勉強ができない」ように見えるのはなぜか、少し落ち着いて観察してみましょう。「勉強ができない。」と一括りにするのではなく、その現象を詳細に分析し、その根源的な理由を明らかにすべきです。そうすることで、根源的な問題を除去する適切な解決策が導き出せるのです。今回はよくある「勉強ができない」3つのパターンとその対処法についてご紹介していきます。