

つい数年前まで携帯電話と言えば2つ折りでしたが、今や街中でも見るのはスマートフォンばかりとなりました。
そして2つ折りのフィーチャーフォン、俗に言うガラケーは年々販売台数が減っています。
携帯電話がフィーチャーフォンからスマートフォンに乗り換えられるのに伴い、携帯電話の使われ方も大きく変わってきました。
たとえば、フィーチャーフォンでは音声通話やメールが主な機能として利用されてきましたが、スマートフォンはノートパソコン並みのスペックと様々なアプリケーションの登場によって、インターネットの利用が主な機能となっていきました。
フィーチャーフォン時代からインターネットを多く利用する人は一定数おり、そういった人たち向けにパケット定額のサービスがありました。
しかしスマートフォンの普及に伴ってインターネットの利用者が増え、通信がパケット定額から従量制へと変わるなど、ユーザーの携帯電話の使用用途や頻度に合わせた細かい料金プランが大手キャリアより続々と出てきました。
さらにインターネットに限らず、通話においても変化が起こりました。それが、2年前に発表された各通信キャリアの通話かけ放題プランです。
こちらの通話かけ放題プランは利用者が増えていった通信とは逆に、様々な通話アプリによって代替されて通話料金が平均的に下がっていったために導入がなされました。
キャリアが販売代理店に対して通話かけ放題プランに高いインセンティブを設けて誘導させているため、今では多くの人が通話かけ放題プランに加入しています。
この通話かけ放題プランは、各キャリアとも月額2700円で通話がし放題ですので、それによって得をするユーザー、損をするユーザーがいるます。今回は、その損得の面を述べます。
通話かけ放題で得する理由
以前は音声通話の基本使用料とパケットし放題というプラン形式でしたが、今は音声通話のかけ放題に加え選択したパケット容量という料金形態へとなっています。
前述のように、インターネット通信をする人が増えたためパケットは使い放題からアメリカのように使用容量で金額が細かく設定されるようになりました。
そしてユーザーの使用感によってデータ定額パックを1GBや2GB、5GB、10GB、15GB、20GB、30GBと、さまざまな容量プランがあります。
多くの人は、以前までは1ヶ月の音声通話時間で音声通話プランを決めていたかよ思います。
しかし、今回紹介します通話かけ放題プランでは、音声通話がかけ放題になったので、国内であれば通信キャリア問わず誰にどんなにかけても金額が変わることがなくなりました。同じキャリア同士の通話であれば割引などといったものが以前はありましたね。
例えばソフトバンクでは、家族間のみや特定の時間帯のみの通話料が無料で通話が出来ていましたが、通話かけ放題プランでは時間も相手も選ぶことなく通話がかけ放題になりました。
無料通話が利用できるスカイプやlineといったアプリケーションなどを用いた通話よりも、やはり携帯電話の音声通話は通話音声の品質が格段に良いですし、相手が同じアプリケーションをダウンロードしていなければならない、なんて煩わしいこともありません。
最近では通話に3G回線を用いない機種も出ており、更に高品質な音声通話と、呼び出し時間の短縮、音声通話と同時の高速データ通信も利用することが可能となっています。
さらに、かけ放題だからこそ適用できるサービスやキャンペーンなんてものもあります。
例えば、データ定額パックのその月に余ったデータの容量を翌月に繰り越して使うことができるもの、データの増量キャンペーン、家族割
等があります。
各キャリアとも時期によっても変わりますが通話かけ放題プランでの契約に対し複数のキャンペーンがあります。
通話かけ放題プランで損する理由
このプランは月額が2700円ですので、あまり通話をしない方や通話をアプリで代替している方にとってはかなり割高でしょう。
今では通話アプリは多く存在しますし、それらが普及もしていますので特に友人同士などではわざわざ音声通話をする必要性は低くなっています。以前よりも通話アプリの音声品質も安定性も格段に向上しているのでストレスなく通話ができるかと思います。
さらに、この通話かけ放題プランはweb基本使用料が加入必須となっています。
各キャリア共この基本使用料は300円ですので実質的な月の料金は3000円となります。
その他にも、このプランへと変更することでそれまで適用されていた各種のキャンペーンが引き継ぎ不可となりますので、ユーザーによっては従来より大幅に月額料金が上がってしまいます。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
キャッシュバック最高額を保証してくれます |
|
キャリア公式オンラインショップ |
|
ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
|