

好きな人と会話するとき、会社でプレゼンをするとき、つい緊張してしまって「あ〜!自分で何を話していたか分からなくなった!」とパニックになったこと、誰でも一度は経験があると思います。
伝えたい事を上手に伝えられないと、もどかしい気持ちになりますよね。
話がすっきり分かりやすい人には良い印象を感じやすいですし、仕事をしていく上でも会話技術は非常に重要になります。今回の記事では、「話しベタ」な人が、今日からすぐに使える「スーパー会話術10選」を伝授します。
前半は会話力の基礎を向上させる4つの会話術・基本編。後半では会議や交渉といったビジネスシーンで使える6つの会話術・応用編をお届けします。一度知るだけであなたのプレゼン能力・コミュニケーション能力をぐっとUPさせる方法がつまっていますので、ぜひマスターして下さい!
会話術・基本編
1、まずは、相手の話を”聞く会話術”
「説明しなきゃ!」とあせるあまり、「相手が何を知りがっているのか?」「相手に何を伝える必要があるのか?」という、会話の本質を忘れることはありませんか?
会話で一番大切なのは多大な情報ではなく、正確な結論です。自分が話したいこと・記憶をやみくもに相手にぶつけるのではなく、まずは相手の話を「聞く会話術」。これこそが自分が相手に分かりやすい話を出来るようになるスタート地点となります。
☆聞く会話術を磨きたい人におすすめの本はこちら!
2、いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように、を伝えよう!”5W1H会話術”
「5W1H」、みなさん一度は耳にしたことがあると思います。
「When, Where, Who, What, Why, How」、この情報をきちんと盛り込むと飛躍的に話の内容がわかりやすくなります。
頭の中で自分では分かっている情報でも、「大分前にコロちゃんと行ったときに寒くてさ~」なんて突然話し出したものなら、誰も何のことか分かりませんね!「コロちゃんてなに?」とまず確認したくなります。
でも、「10年前に飼い犬のコロと北海道に行った時、雪が降っていて、とても寒く感じたよ。」だったらどうですか?ぐっと光景がリアルに浮かびますよね!
会話をわかりやすくするための「5W1H会話術」ぜひマスターしておきましょう。
3、相手によって、専門用語は優しくかみくだく!”言いかえ会話術”
みなさん、池上彰さんはご存知だと思います。とても話が分かりやすい人の代表ですね!
池上さんの取り扱うニュースは、どれも難しいテーマばかりです。国家間の複雑なトラブル、金融市場の動きなど、普段のわたしたちなら、思わず耳にふたをしたくなる内容が盛りだくさん。
でも、あら不思議!池上さんのニュース解説を聞くと、スラスラと理解が出来るのです。
実はその秘密、池上さんの「言いかえ力」にあります。
話をよく聞いていると、池上さんは決して難しい専門用語を使っていません。
話し相手に応じて、使う言葉を変えていく。他人の立場に立って考えること。「言いかえ会話術」を習得すれば、あなたの印象も良くなること間違いありません!
☆池上さんの会話術を学べる本はこちら!
4、最初に会話の全体像を伝える ”つかみ会話術”
「あのさあ~オレ思ったんだけど~、あれだるくない?」
こういった口調で話をきりだす人、あなたの周りにも一人はいませんか?話のテーマが分かりづらく、忙しい人をイライラさせる典型ですよね。
これを解決するのが、会話の冒頭で「これから何を話すのか?」を説明するという手法です。
「これから、昨日の契約交渉の進捗状況について話します。」「今度の日曜日のプランについて考えたんだけど、聞いてくれるかな?」というような「つかみ」を入れると、相手もぐっと興味をもって話を聞いてくれます。
「会話をする。」=「相手は貴重な時間を割いてくれている。」ということも忘れずにいたいですね。
会話術・応用編
1、文を少ない単語で構成する”区切る会話術”
読点が続く文章が読みにくいように、あまりに長く単語が続く話は結論が理解しにくくなります。最後の方になると話している自分も「あれ?最初なにを話してたのかな?」なんてことになりかねません。
大切な結論を伝え逃さないためには、適度に情報を区切りながら話をするとより伝わりやすくなります!
2、自分の意見に自信と責任を持って。”言い切る会話術”
「おそらく、明日までの決裁などは難しい可能性もあるかもしれないと思いますが、私としては出来るだけ交渉などを重ねて頑張らせて頂きたいと思っております。」
こういった話し方をする人は、会社によくいますよね。「上司に聞かないと怒られるかもしれないから、ここで結論はだせない〜!でも契約は引っ張っておきたい〜!」…超弱気モードな話し方です。
「で、結局どうなの?」と思われないためには、次のような回答をすると相手に好印象を与えます。
「恐縮ではございますが、○○さまとの大切な契約となりますので本日は持ち帰らせて下さい。検討の上、明日午後までにこちらからご連絡をいたします。」
どうでしょう?ずっと誠実に聞こえませんか?「あなたとの契約は大変重要です。だからこそ、安易に回答せず会社のメンバーと相談をしたいと思います。時間を区切り、改めて連絡をします。」という意思を相手に伝えていますから、同じような内容を話しても全く印象が違います。
「〜かも」「〜とか」など、話に不必要な含みを持たせる言葉を多用しないことも大切です。
3、発声ははっきり大きな口を開けて。”腹式呼吸会話術”
「良い内容のプレゼンを準備できた!」「スピーチ原稿はばっちりだ!」
そんなとき、次に意識するべきは、「発音・発声」。相手が聞き取りやすい声で話すことです。せっかくの内容を正しく、印象的に伝えるために大変重要な要素となります。
口を大きく開けてお腹から声を出すことを意識すると、緊張により早口になることもなくなりますから、あがり症の方にもぜひお勧めしたい方法です!
☆声まで変えて、あなたの話し方・人間関係をパワーアップさせる本はこちら
4、話している人と視線を合わせる!”目で話す会話術”
会話中、もしも相手があなたのことをちっとも見なかったとしたらあなたはどう感じますか?
「ああ〜、この人あまり興味がなくて適当に対応しているんだな。」「自信が無いんだな。」「本当のことを言っていないのかもしれないな。」そんな風に思いますよね。話の内容以前に、誰も会話をしたくなくなってしまいます。
逆にいえば、出来るだけ相手と目線を合わせれば、「この人は真剣なんだ。」「自信をもって本当のことを話しているんだ。」と無意識に感じさせることが可能になるのです。
一対一でじっと見つめてばかりだと「変なヒト」と思われる可能性もありますから、「眉間の間」を見るようにするのがコツですよ。大勢の前で話す時なら後ろにいる人達から順に、ずーっと目線を動かして行くと全員が「私のことを見ていた。」と感じてくれます。
5、あがり症で早口にならないために。”リハーサル会話術”
安倍首相は、1度目に総理大臣になったときには、大変滑舌が悪く、早口でした。演説や答弁は非常に聞き取りにくいものでした。しかし、二期目の今は、その話し方にかなりの改善が見られます。以前よりも口を大きく開けて、出来るだけゆっくりと話しておられます。
おそらく、スピーチや発声のコーチングを受けられたのでしょう。練習が可能な演説などは、特にスムーズに聞き取れます。
そう。プレゼンやスピーチはこれと同じ。「リハーサル」が可能なのです。原稿は覚えてしまうくらいに読み込んでみて下さい。練習を「絶対に大丈夫!」と思えるまでやれば、本番絶対に失敗しません。
逆に、「ああ、あそこいつも噛んでしまうんだよな・・・。原稿から顔も上げられないし・・・。」という状態のままだと、必ず失敗をします。
大切な大舞台であればあるほど、必ずリハーサルの場面を設けて下さい。そうすれば、本番でも落ち着いてわかりやすいテンポで話すことができるはずです。
☆スピーチを劇的に改善したい方におすすめの本はこちら
6、あなた自身が理解できることは、必ず伝わる。”理解する会話術”
話がわかりにくい人の最大の原因は、そもそも本人が何を話しているのかよく分かっていないという点です。
・何を伝える必要があるのか(内容の理解)
・誰に伝えるのか(聞き手の把握)
・この話を伝えるメリットは何か(理由の把握)
・何が特に重要なのか(ポイントの理解)
こういった項目を整理しておけば、重要度が高い項目を優先に説明出来るようになります。そうすれば、無駄のない分かりやすい話が必然的にできるはずです。
相手を思いやるからこそ、会話・対話を入念に準備して行きたいですね!
まとめ
前半は日常会話を想定した会話術。後半はビジネスシーン・より大きな場面での会話術。合計10項目続けてお届けしました。どれも難しい方法ではありませんから、今すぐに実践をして頂けるものばかりだったと思います。
一日で全くの別人になることは誰でも不可能です。だからこそ、毎日いくつかの目標・ゴールをこつこつクリアしていくこと。それが、わかりやすく、また人の心まで響く会話が出来るようになる最速の方法です。
ぜひこの機会に、あなたの話し方をより魅力的にして、ハッピーな毎日をおすごしください!

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
キャッシュバック最高額を保証してくれます |
|
キャリア公式オンラインショップ |
|
ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
|