

Android端末で最も人気のある機種のひとつ「Xperia」シリーズの最新機種「Xperia XZ/X Compact」。
ドコモ版である「Xperia XZ SO-01J」、「Xperia X Compact SO-02J」の最新レビューです。
前機種である「Xperia X performance」に比べてどういった点が進化しているのか。
また「Xperia XZ SO-01J」と「Xperia X Compact SO-02J」のどちらが自分に合っているのか。
そういう方向けに「Xperia XZ SO-01J」と「Xperia X Compact SO-02J」の「ここが凄い」ポイントと「スペック」、どんな方におすすめなのか、ポイントを絞ってみていきましょう。
特に「Xperia X Compact SO-02J」はドコモからしか発売していないので気になる方は要チェックです。
1.Xperia XZ SO-01Jのここが凄い!ポイント4つ
1-1.洗練されたデザイン、まさに「大人Xperia」
Xperia最大の特徴は、端末のデザイン性の高さといっても過言ではありません。Xperia arcが発売されたころからデザインはXperiaにおいて最も注目すべきポイントでした。acroで全部入りAndroid端末となり、Zでほぼ現在のXperiaの原型を作ったといえるでしょう。
Xperia端末はデザインを進化させていくことで、ファンを飽きさせず順当に進化してきました。iPhone同様、熱狂的なファンがいるブランドでもあります。そんなXperiaの最新機種の「Xperia XZ SO-01J」のデザインも挑戦的なものになったのではないでしょうか。
まずは、メーカーのキャッチコピーから。
「洗練された輝き、日々を彩るデザイン」
Xperia X Performanceとは質感を変えてきています。透明感のある輝きを生む、高輝度/高純度のメタル素材を採用したことにより、高級感がさらにましたように感じます。
実機をみれば一目瞭然ですが「大人Xperia」と呼べるほど質感が落ち着いています。ループデザインを採用し、ディスプレイ面から側面、背面へとなめらかにつながっていく、一体感を演出しています。この一体感が重要で、今までのXperiaはどこか継ぎ接ぎなデザインに感じていました。それが、今回の「Xperia XZ SO-01J」では改善されスマートで洗練されたデザインを生み出しています。
バックパネルには高輝度/高純度のメタル素材「ALKALEIDO®」を採用。これも大人っぽさを醸し出す要因になっています。実はこの「ALKALEIDO®」は、神戸製鋼所により開発されました。さすが日本製というべきか、納得の仕上がりになっているのではないでしょうか。
カラーバリエーションははミネラルブラック・フォレストブルー・プラチナ・ディープピンクの四色展開。
個人的にはミネラルブラックがビジネスユースに適した高級感のある「大人Xperia」を感じさせます。指紋が付きにくいところもポイントです。
1-2.カメラはXperiaの最大の武器
もともとソニーは一眼レフ(αシリーズなど)を発売してるメーカですから、カメラ性能は他のスマホを圧倒しています。
Xperiaの魅力でカメラを挙げる人は少なくないでしょう。
Xperia XZ SO-01JではiPhone7に比べてもカメラ性能は劣っていません。カメラの性能は画素数だけでは測れないことは、皆さんご存知だと思います。
Xperia XZ SO-01JはAF(ピントをあわせるスピード)やF値(明るさ)も大幅に向上しています。
スマホのカメラがここまで来てしまうと、一眼の需要が減ってしまいそうで心配ですが…。
具体的に優れている点は以下の3つ。
(1)メインカメラ2,300万画素
Xperia XZ SO-01Jのメインカメラは約2,300万画素。
ちなみにiPhone7の1,200万画素ですから、倍近い計算になります。
先ほど、写真の良し悪しは画素数では測れないと申しましたが、センサーが向上することで大きな画素数のほうが綺麗になることもあります。
また、大きく引き伸ばして現像する際に画素数の差が出てきますので、2,300万画素は魅力的と言えるでしょう。
(2)F値は2.0で明るめ
集光効率に優れたF2.0・広角24㎜のソニー製Gレンズを搭載してるため、iPhone7よりも明るく広く写真が撮れます。センサーはExmor RS for mobileとBIONZ for mobileとの連携で、描写力もアップしています。
スマホの場合、広角のほうが使い勝手がよいのではないでしょうか?大人数で記念撮影なんてことも多いですし。
(3)フロントカメラは1,320万画素
忘れてはいけないのはフロントカメラの画素数。こちらは1,320万画素のフロントカメラを搭載しており、セルフィ時代にしっかり対応しています。最近では背面カメラよりもフロントカメラの向上を密かに注目しています。
1-3.2年使ってもバッテリーが劣化しにくい
最近のAndroid端末は昔と違い、バッテリー持ちがかなり向上しました。
ですが、2年たてばバッテリーが劣化して結局は買い替えに。
Xperia XZ SO-01Jではそこを改良しています。
最適化技術(Qnovo社と共同開発)と新搭載のいたわり充電を組み合わせることで、バッテリーのさらなる長寿命化を実現。
バッテリーが長持ちする理由は充電するときに「電池の状況を見ながら充電する」技術によるもの。
日々の生活サイクルを学習して過充電を防ぎます。バッテリー劣化の原因である過充電そのものを無くすことで2年たっても電池がすぐ減ることがなくなります。STAMINAモードでは、新たに3段階のモードから選べるため、自分流にカスタマイズ可能。
1-4.スペックの向上
近年、Android端末は進化が乏しくなりました。スペックは頭打ち状態になりどの端末もそれなりに高スペックになってしまし、差別化が難しいのが現状です。
そんな中、今回のXperia XZ SO-01JCPUは堅実進化をみせています。
Xperia Z5と比較してCPUは約2倍、GPUは約1.4倍に処理速度が向上。アプリの起動や文字入力、ゲームなどのレスポンスが速く、動作も軽快になりました。またスマートクリーナーにより不要なキャッシュやタスクを自動で削除。アプリなどの使用頻度に応じて、自動でストレージやメモリを最適化しRAMの空き容量を常に一定量確保することで、いつでも快適な操作環境を維持します。
2.Xperia X Compact SO-02Jのここが凄い!ポイント3つ
2-1.コンパクトという強さ
Xperia X Compact SO-02Jの最大の強みはなんといってもそのサイズ。高精細な4.6インチディスプレイで、動画やゲームも楽しめるサイズでありながら、手にすっぽりはまる取り回しの良さが特徴です。129x65x9.5 mmというサイズでありながら4.6インチを実現しているのは素晴らしいです。
2-2.手にしたくなるデザイン
Xperia X Compact SO-02Jの注目すべき点にそのデザイン性があげられます。大人っぽさを演出したXperia XZ SO-01Jとは違い上品でありながらポップさを兼ね備えています。ポップといってもケバケバしさは極力抑え、陶器のように輝く高光沢塗装を施しています。
背面には耐指紋コーティングを採用しているため指紋がつきにくくなっている点もポイントが高いです。Xperia XZ SO-01J同様、一体感のあるループ形状になっており、ディスプレイ面から側面、背面へとなめらかにつながっていく、一体感のあるデザインです。
バックパネルには色の層を重ね、陶器のような光沢感を表現しました。この「陶器」という表現、実に適切で実機を見れば分かるのですが、ツルツルとして輝きのある感じはプラスティックさを全く感じさせません。
カラーバリエーションはユニバースブラック・ホワイト・ソフトピンク・ミストブルーの4色です。ブラックが質感の良さを特に感じました。
2-3.機能もスペックも充実
カメラは指紋認証センサーを電源ボタンに搭載。本体を握る自然な動作でロックを解除できるように、サイズと位置にこだわりました。
広角24mmの高性能レンズ、約2300万画素の高感度イメージセンサー、進化を続ける画像処理エンジン。α™やサイバーショット®で培ったソニーのカメラテクノロジーを注ぎ込み、美しい画づくりを実現します。最先端の3つのセンサーを搭載。0.03秒高速オートフォーカス、約0.6秒高速起動・撮影プレミアムおまかせオートなど機能も充実しています。
高感度ISOにより夜景やイルミネーションをクリアに撮れます。コンパクトデジタルカメラ並みの高感度撮影が可能で暗いシーンでもノイズを抑えてクリアに表現します。高画素カメラモジュールの搭載とBIONZ for mobileの進化により、5倍ズームで撮っても解像感のある美しい写真を撮れます。5倍ズームでも、きれいに撮れるところも使いやすいです。
有効画素数約510万画素のフロントカメラはスペック抑え気味ですが、25mmの広角レンズを採用しているので、大人数で自撮り棒を使わなくてもしっかり撮影。背景を入れたグループショットも見切れることなくきれいに残せます。
2年使っても劣化しにくいバッテリーはXperia XZ SO-01Jと同様です。またQuick Charge 3.0に対応。端子に上下の区別がないので、どちらの向きからでも差し込むことが可能です。
高速CPU/高速GPU(3GのRAM)というなのでスペックも問題なし。起動が速くて、動きはサクサクです。アプリの起動や文字入力、ゲームなどのレスポンスが速く、動作も軽快です。
グローバル版には非搭載だった防水機能が付いたのはうれしい限りです。
3.Xperia XZ SO-01J、Xperia X Compact SO-02Jそれぞれのスペックをみてみましょう
3-1.Xperia XZ SO-01Jのスペック表
CPU | Qualcomm MSM8996 |
OS | Android 7.0 |
ディスプレイ | 5.2インチ(1920×1080) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
メインカメラ | 2300万画素 |
サブカメラ | 1320万画素 |
バッテリー容量 | 2900mAh |
本体サイズ | 146x72x8.1 mm |
重さ | 161g |
注目するべき点は、ハイスペックで大画面端末でありながら薄さは8.1mmというスリム感。またフロントカメラが1320万画素というところもいいですね。Android 7.0にバージョンアップしています。
3-2.Xperia X Compact SO-02Jのスペック表
CPU | Qualcomm MSM8956 |
OS | Android 6.0 |
ディスプレイ | 4.6インチ(720×1280) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
メインカメラ | 2300万画素 |
サブカメラ | 500万画素 |
バッテリー容量 | 2700mAh |
本体サイズ | 129x65x9.5 mm |
重さ | 135 g |
こちらのポイントは、129x65x9.5 mmというサイズと135gという軽さ。そのほかのスペックもXperia XZ SO-01Jに劣りません。少しだけ気になるのはフロントカメラの画素数でしょうか。
4.Xperia XZ SO-01J、Xperia X Compact SO-02Jはこんな人におすすめ
4-1.Xperia XZ SO-01Jはこんな人におすすめ
・ハイスペックスマートフォンを使いたい人
・カメラにはこだわりたい人
・全部入りAndroid端末を使いたい人
・とにかくカッコいいデザインが好きな人
・画面は大きいほうが好みな人
・自撮りを楽しみたい人
4-2.Xperia X Compact SO-02Jはこんな人におすすめ
・小型でハイスペックスマートフォンを使いたい人
・全部入りAndroid端末を使いたい人
・シンプルでかわいいデザインが好きな人
・片手操作できるスマートフォンが使いたい人
まとめ
どちらの機種もスペック的には全く問題ありません。サイズ感や見た目で選択して失敗することはないでしょう。
両端末とも防水・オサイフ・フルセグですので全部入りスマホがほしい方にもおススメ。
料金的にも安くなってきているので、狙い目です!

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